こんにちは!ヨーロッパ旅行中のコグマです。
ヨーロッパ旅の途中で『ウクライナ超いいよ〜〜』と会う人会う人に言われてきたコグマ家。
実際に行ってきたコグマ家の体験をもとに、ウクライナ ・リヴィウの観光情報を記事にまとめました。
とにかくのんびりできて、楽しかったのでみなさまにも共有させていただきたい。笑
今回コグマ家が行ったウクライナ・リヴィウは、まず物価が相当安い。
加えて、街並みがほぼヨーロッパな上に、近隣国よりもレトロな感じが漂っていてとても良い。
治安も悪くない。イタリアのナポリの方がよっぽどやばかった笑
ウクライナにアクセスするのに、入国審査が厳しいために時間がかかりがちなのがネックですが、時間的に余裕のある方はぜひ!検討してみてください。
以下でウクライナ・リヴィウの観光のコツや気になる治安について詳しくご紹介します。
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- ウクライナ・リヴィウってどんなところ?
- ウクライナ・リヴィウは治安良し
- ウクライナへのアクセスは時間がかかるので注意
- ウクライナ・リヴィウ市内へのアクセス
- ウクライナ・リヴィウの気候
- まとめ・チャンスがあればリヴィウでお手頃にヨーロッパを楽しんではいかが?
ウクライナ・リヴィウってどんなところ?
さて、みなさんはウクライナの観光についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
コグマ家は『隣国ロシアと戦闘モードじゃなかったっけ‥?』というイメージばかり先行して、ウクライナ訪問は全く検討してなかったのですが、行ってみてびっくり、とても楽しかったです。
今回実際に行って感じた感想も含め、まずはウクライナ・リヴィウの魅力についてをまとめます。
(治安については後述していますのでそちらもご参照ください)
ヨーロッパの街並み!映画のようなレトロ感
ウクライナ ・リヴィウは、街並みがヨーロッパに影響を受けていて素敵です。
街自体がその景観から世界遺産に登録されているほど。
少し古いレトロな感じが、周辺隣国のヨーロッパ感と一線を画していて、とても良いです。
教会やお城も多く、街歩きだけでもかなり楽しめます。
公園の緑も素敵です。
街中を走るトラム・バスはどれもレトロな車体で、見てるだけで映画の世界のようでワクワクします。
中心部の街歩きだけで本当に楽しいですよ。
ウクライナは全体的に物価が安くて楽しい!
ウクライナは物価がかなり安いです。
何するにも安い。それでいて食べ物は美味しいし最高かよ。
さらに、ウクライナの首都キエフに比べても、リヴィウは多少田舎になるのでより安いとな。
具体的に見ていきましょう。
ドミトリーじゃなくて個室のダブルで一泊1人750円。この広さ。すっごい綺麗なのに安い。
思わず長期滞在しそうになったコグマ家。笑
こちらはウクライナで有名なチョコレートを食べに行った時のもの。
チョコレートラテ・カフェラテ・チョコブラウニー・チョコチーズケーキを頼んで800円。
安い!日本だったら3千円弱するだろうな。いくらでも食べられるやん!
あとはポークリブのお店の、ポークリブ400g×2人前が1000円。しかも激うまです。幸せかよ。
さらに、好きなものを好きなだけ取って会計するスタイルの食堂。これだけ取って1人500円とか。
ウクライナ・リヴィウなら、物価が安いので好きなものを好きなだけ食べれます。
自炊するより美味しいし安い多分。笑
旅の楽しみが食!と言う人にはウクライナ ・リヴィウは本当に沼だと思います。
街並みはヨーロッパなのに、物価が安い。
ヨーロッパの物価の高い地域にいくより、ずっと有意義な時間が過ごせるでしょう。
コグマ家一推しのウクライナ・リヴィウのグルメ
物価の項目でも写真でご紹介してますが、改めてウクライナ・リヴィウのコスパ抜群グルメの紹介です。
コグマ家は、美味しい&コスパがいいあまり、以下の3つの店に連日通いました笑
全て市内から徒歩圏内です。
Lviv Handmade Chocolate(チョコレートカフェ)
まじでここのチョコレートは美味しい。そしてなにより日本円にした時のコスパがすごい。
アイスラテ・チョコラテ・ブラウニー・チョコレートチーズケーキという4品を頼んで800円程度という最強コスパ。
しかも内装もかわいい、お土産ショップも楽しい、と休憩がてらうっかり寄りたくなってしまうスポット。
Googleマップ上では『Lviv Handmade Chocolate, Serbska St, 3, Lviv, Lviv Oblast, ウクライナ 79000』をコピペして検索してみてください。
Ribs Restaurant "At Arsenal"(ポークリブ)
ここのポークリブはめちゃくちゃ美味しいです!コグマ家はとても感動しました!日本人好みの味付けでうまーーーい!
それでいてウクライナ価格ですから。
2人前400g×2をぺろりですよ。これで1000円は満足度も高い。
また、店内も広く、お客さんいっぱいで賑やか・ワイルド(?)。海外感を味わえます。
Googleマップでは『Ribs Restaurant "At Arsenal", 5, Pidvalna St, Lviv, Lviv Oblast, ウクライナ 79000』をコピペして検索してみてくださいね。
余談ですが、ネクタイをして行ってしまうと、パフォーマンスの一環で没収されてしまうみたいですよ(謎)‥!店内にいくつものネクタイがぶら下がってました。注意です笑
puzata hata (食堂)
ここは個々人で好みの量・好みのものを組み合わせて食べられる食堂です。
入店したら、食べたいものを指差ししながらトレーに乗せていき、最後に会計になります。
ウクライナ料理もあり、気軽なので重宝してました。
会計も組み合わせで変わります。
下手な店に入るより、毎回違った組み合わせをして、ウクライナ 料理を含め美味しく、安心価格で楽しめるのでおすすめです。
Googleマップでは『Sichovykh Striltsiv St, 12, Lviv, Lviv Oblast, ウクライナ 79000』をコピペして検索してみてくださいね。
ウクライナ・リヴィウは治安良し
ここまでご紹介して気になってくるのが、治安の部分だと思います。
いくら物価が安いとは言え治安が悪い地域には行けませんからね‥!
一時期、ロシアとの関係悪化による戦闘状態が頻繁に報道されたウクライナ。
その戦闘状態だった地区は、ウクライナの東側の地域であり、東側は現在も危険レベル3の『渡航はやめてください』の状況です。
一方、ヨーロッパ寄りの西側も危険レベル1『十分注意してください』のレベルではあります。
ウクライナでもヨーロッパ寄りの西側は、治安が比較的良いのをコグマ家は肌身をもって感じてきましたが、最新の治安情報には注意していきましょう。
もちろん海外旅行という意味で100パーセント安心ではありませんが、ウクライナ ・リヴィウの街中には観光客の方も多くいました。
- ウクライナ東側には絶対に行かないこと
- なるべくヨーロッパ寄りの地域に行くこと
- 最新の治安情報には十分注意すること
上記を意識することが大事ですね。
コグマ家は今回、ウクライナの中でもかなり西側の『リビウ(liviv)』に行ってきたわけですが。
もうほとんどヨーロッパですね笑
コグマ家が行って実際に肌で感じた感想としては、ウクライナ・リヴィウの街中は全く怖くなかったです(もちろん海外なので警戒はしていきましょう)。
リヴィウの街中は夜も出歩けました。子供や女性も含め全体的に人通りも多く、特に怖い等は感じませんでしたね。
注意は必要ですが、恐れすぎる必要はないかなー、と感じたウクライナ・リヴィウ滞在でした。
ウクライナへのアクセスは時間がかかるので注意
さて、ウクライナのどこの地域へ行くにもそうなのですが、1つ注意しなければならないのは、ウクライナは入国も出国も審査にかなり時間がかかるということですね。
全員をかなりしっかりと入国・出国の審査をするために全体的に時間を要します。
落ち着いてはいますが、東側がいまだロシアとの関係が悪いのが起因してるのでしょうか?警戒度高めです。
シェンゲン協定外というのも入出国の審査に時間がかかる理由の1つでしょう。
以下で、コグマ家がバスに乗って入国・出国する際にかかった実際の時間をご紹介します。
実際にどれくらいの時間を要したか
コグマ家の場合は、入国はポーランド・クラクフから、出国はポーランド・ワルシャワ行きのバスでウクライナ ・リヴィウへアクセスしました。(ブダペストからリヴィウに行くのも候補でした)
行きはは入国審査で1時間程度、帰りの出国は審査で2時間以上かかりましたね。笑
審査待ちの車の列が全然動かないんですよー。(夜行バスだったので寝てましたが)
日本のような島国では国境越えをバスですることはないですからね。あらあらこんなに時間がかかるのねって感じで。
バスの審査の番がきたら、乗客全員が一旦下車して、大型の荷物も一旦バスから下ろして、審査室でパスポートを提示します。
これがめちゃくちゃ時間がかかる。
(下車時は上着を着た方がいいです。コグマ家が行った10月頭はもう寒かった。深夜だったせいもありますが凍えるかと思った)
※ちなみにバスの予定時刻については、この審査時間も加味した時間のようでした。
実際に入出国をバスでした身で総括すると、ウクライナへアクセスするなら、旅程には十分余裕を持って!!ということですね。
ウクライナ・リヴィウ市内へのアクセス
コグマ家のように国境を越えて、バスでウクライナ・リヴィウへアクセスする場合、ストリスキーバスターミナルが拠点となります。
ここで、リヴィウのストリスキーバスターミナル⇄市内間のアクセスのコツをまとめます。
バスターミナルは明るい時間の利用が吉
まず、このストリスキーバスターミナルの到着の時間は、なるべく明るいうちにするようにした方がいいでしょう。
10月頭の早朝5時にストリスキーバスターミナルに着いたコグマ家、寒いし暗くてちょっと怖い。笑
日が登って明るくなって全体像をみたらなんてことない普通のバスターミナルでしたけどね。
明るい方が安心かと。
Wi-Fi・コンセント・ベンチ・両替所あり
このストリスキーバスターミナル、バス待ちの人が結構溜まってました。
同様にこのバスターミナルで待つ際のコツですが、このストリスキーバスターミナルは、3階まで登ることができます(階段に電気がついてなくて真っ暗でびびるけど、登れます)。
三階には、横になれるベンチも多くあるのでそこで始発を待ってる人が多かったですね。
ちなみに三階ならWi-Fiとコンセントもとりあえずあるので、とりあえず暇つぶしはできる。笑
またバスターミナルから市バスに乗る場合はウクライナの通貨で現金が必要です。
ストリスキーバスターミナル内に両替所もあるので、必ず市バスに乗る前に一部資金を両替しましょう。
市内へのバス片道=1人7UAH。約30円。
リヴィウ市内に行ける市バス
ストリスキーバスターミナル⇄リヴィウ市内間は、リヴィウの市バス『3A』を利用して移動します。
(Googleマップで調べると他の線も出ますが、荷物が多かったりする可能性を考えると車両が新しくでかい『3A』をおすすめします)
20分に一本以上は出てる印象です。
料金は7UAH。現金が必要なので注意です。
リヴィウ市バスの混雑に注意
で、その市バスが『3A』に限らず全体的にまぁ〜〜〜混んでる!笑
時間によって差はあると思いますが、旅人がスケジュールを組みやすい朝方や夕方は、ウクライナの人もかなり市バスを利用しますので、時間には余裕を持って。
乗れなければ何本か見送るくらいの覚悟はした方がいいですね。
ウクライナの人は優しいので、コグマ家は大荷物にもかかわらず乗り込むことができましたが‥。
ラッシュの時間を避けるのは一案かもしれません。
ウクライナ・リヴィウの市バスの乗り方
加えて、市バスの乗り方をまとめます。
切符は車内販売です。運転手さんに直接現金を渡すシステム。
ストリスキーバスターミナルから市バス利用の場合は、バスターミナルに両替所があるので必ずそこでウクライナの現地通貨を準備しましょう。
市内までは片道1人7UAH。約30円。
バス利用時は、混雑で運転手に近寄れない可能性を考慮すると、運転手側のドアから乗って、奥に向かう前に運転手さん宛て支払ってしまうのをおすすめします。
※無賃乗車は罰金です。
現地のみなさんは、混雑で運転手さんに近づけない時、お金を手渡しでリレーして運転手さんまで運ぶんですよね。笑
そうすると、お釣りがまたリレーされて返ってくるっていう。おもしろい。途中でなくなっちゃったりしないのかな。笑
とにかく、慣れた現地の方であればリレー方式もいいですが、我々外国人は運転手側のドアから乗り込み、運転手さんへ手渡しするのをおすすめします。
ウクライナ・リヴィウの気候
最後に、ウクライナ ・リヴィウの気候について。
コグマ家の訪れた10月初めは、もうすでに街ゆく人は冬の装い。
日中陽が出れば暖かいですが、曇ったり、また朝晩はとても冷え込みます、必ず防寒を。
また、調べてみると夏も比較的涼しいようですね。
夏場も、夏の装いだけでなく、朝晩の冷え込みや、クーラーでの冷え込みに備えて、羽織れるものがあった方が良さそうです。
まとめ・チャンスがあればリヴィウでお手頃にヨーロッパを楽しんではいかが?
ウクライナ ・リヴィウはヨーロッパの雰囲気を楽しみつつも、その物価の安さから食事・滞在を楽しむのに最適の観光地です。
コグマ家もその物価の安さから来る圧倒的なお得感に、ヨーロッパ感を求めるなら、ウクライナのリヴィウで楽しむのもいいね!とかなり満足でした。
みなさまも機会があれば一度訪れてみてはいかがでしょうか?
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