コグマ夫婦のキャンプ雑記

アメリカキャンプ旅計画中。キャンプばかりの夫婦が日常、旅先のこと、好きなギアや好きなキャンプ場を語ります

【アメリカ運転】アメリカの交通事情!運転の注意点とルール、コツをまとめました


 

こんにちは!アメリカを3ヶ月間レンタカーでドライブしてきましたコグマ夫婦です。

今回は、アメリカに行く前にものすごく不安だった、アメリカでの運転に関する交通事情を、コグマ家の経験をもとにご紹介します。

コグマ家は、アメリカを3ヶ月間夫婦で運転しまくって無事、無事故で旅を終えることができましたが、やはり最初はアメリカの交通事情に慣れずに右往左往しました。汗

事前に知っておくだけで全然違うので、アメリカで運転をする場合にはぜひ目を通していただけると幸いです。

実際に行ってみて痛感したのは、やっぱりアメリカの観光車があるだけで充実します。

ぜひこの記事を読んで、安全にアメリカを運転して楽しんで来てもらいたいです。

関連記事>>>【アメリカレンタカー】トラブル時に困らない借り方とは?飛び石・パンク・エンジントラブル - コグマ夫婦のキャンプ雑記

アメリカでドライブする際のコツ・注意点まとめ

では、まずはアメリカでドライブする際のコツと注意点、ルールを、以下で一気にご紹介していきます。

必ず『右折は手前・左折は奥!』を唱えて曲がること

まず一番大事なのは右側運転になれることです。

間違えて逆走してしまうと大きな事故に繋がります。

周りに車がいるうちはいいです。流れに乗ればいいので、逆走することはないでしょう。

しかし車の通りが少ない場所を走る時、要注意です。

右折しようとして、うっかり奥の車線に入ってしまうと逆走になってしまいます。

ですので、ウィンカーを出して曲がるときは、『右折は手前、左折は奥』を必ず唱えるようにしましょう。

特に、始めだけでなく慣れてきた頃や、疲れている時なんかにも必ず意識して唱えるようにしましょう。

右折は手前、左折は奥!!

アメリカのドライバーは大方優しい、焦るな

アメリカを運転していて強く感じたのは、アメリカのドライバーは大方優しいということです。

例えば、車線変更でウインカーを出すと、高確率で入れてくれます。(でもだからってアメリカのドライバーに甘えてはだめ。必ず自分で確認はして下さいね)

コグマは特に、この車線変更で毎回感動しました。日本人なら絶対入れてくれないよね!!っていう場面でもアメリカではすんなり。

アメリカではウインカーが出てる車両には譲る傾向があるので、もちろん我々も、前方で車線変更の意思が確認できた場合は譲ってあげましょう。

あと、日本で最近流行りの煽り運転も遭遇しませんでした。

最初は、制限速度より少し遅めで運転していたコグマ嫁。

周りのアメリカ人は、ものすごいスピードを出すので焦るかもしれません。

が、アメリカのドライバーは、特に我々を煽りもせずどんどん抜いてくれるので、こちらも気にせず安全運転で行きましょう。

なので、必要以上に各場面で焦る必要はありません(それが始めは難しいんですけどね)。

落ち着いて行きましょう!

道路によくモノが落ちてる・保険加入必須

アメリカは実は車検が必須ではありません。相当古い車も走ってます。

故に、道路には様々部品が落ちてます笑。

突然バンパーが落ちているなんてこともザラ。

当たり前ですけど前方には注意しましょう。

また、悲しいかな、動物の死骸も多いです。

もし前方に何か落ちているなー!と思ったら、まず後続車がなければ減速、後続車がいる場合は周囲に注意して避ける等できるよう、肝に銘じておきましょう。

また、そのような事情から車のトラブルも多く、日本に比べて保険の保証部分を使う機会は多いと思われます。

必ずレンタカー利用の際は、保険に十分に加入しておきましょう。

レンタカーの借り方については『【アメリカレンタカー】トラブル時に困らない借り方とは?飛び石・パンク・エンジントラブル - コグマ夫婦のキャンプ雑記』の記事で詳しくまとめています。

道路状態も良くないケースがある・保険加入必須

また、日本の35倍の国土面積を誇るアメリカ、土地がかなり広大であるにもかかわらず、多くの地域できちんと道路が通っています(アメリカすげー!)

しかし、その道路状態はと言うと、もちろん悪路もあります

(各所随時整備してはいるようですが、日本の35倍もの国土のインフラを全部万全にするのは大変ですよね笑)

悪路を走るとどうなるか。

まして、日本より法定速度が格段に早いアメリカ‥。

パンクや飛び石によるヒビ等の事態が日本より多く想定されます。

コグマ家も実際に3ヶ月のアメリカ旅の間で

  • 飛び石でフロントガラスにひび→2回
  • パンク→1回
  • エンジントラブル→1回

と、かなり車のトラブルが多かったです。

必ず保険には十分に加入しておきましょう!

保険に加入すると割高だけど、コグマ家は完全に元を取りましたね。笑

レンタカーの借り方については『【アメリカレンタカー】トラブル時に困らない借り方とは?飛び石・パンク・エンジントラブル - コグマ夫婦のキャンプ雑記』の記事で詳しくまとめています。

制限速度は守ろう

取締りの警察は結構いるので、制限速度は守りましょう

アメリカのドライバーは結構スピード出してますけどね‥

旅行中に数百ドルの罰金を払うことになっては、楽しい時間も台無しです。

制限速度は守りましょう。

警察に止められたら、迂闊に動いてはダメ

加えて注意が必要なのが、警察に止められた時

安全なところに車を止めた後、余計なアクションは起こさずに、手をハンドルの上に置きそのまま警察官が来るのを待ちます

間違っても自ら降車したり、不自然な行動をしないことです。

銃社会故に、変な動きをすると警戒されてしまいます。これはお互いにとっていい結果を生みません。

パスポートや免許証を要求される時も、焦らず落ち着いて取り出しましょう。

標識は事前に地球の歩き方に目を通しておけ

アメリカの標識については、地球の歩き方『アメリカ・ドライブ』を一冊手元に置いておくと便利です。

まず旅行前に目を通すのはもちろんのこと、運転中にとっさに分からない時も(もちろん運転しながらは無理ですが)現地でスムーズに確認ができるのでいざという時安心です。

片側7車線とか普通。ゆとりを持って

アメリカは車社会な上に、国土も広いので道路が相当広いです。

片側7車線程度はしょっちゅうあります。笑

それでいて交通量もかなりあったりしますからね。(アメリカすげー。)

車線変更等はゆとりをもって行いましょう。

ナビは有料回避をおすすめする

また、慣れるまではカーナビやグーグルマップのナビに『有料回避』の設定をしておくのをおすすめします。

フリーウェイが発達しているので、有料道路を通ることは少ないと思われますが、万が一迷い込んでしまうと支払いが面倒です。

現金のみなのか、カードOKなのか。カード支払いのレーンはどこか。ETC的なレーンはどこか。一体いくらなのか。有人か無人か。

どこのレーンに並べばいいかの判断を、運転しながら標識のみを見て把握するのは難しいですよね。英語だし。

なので、コグマ家はずっと有料回避してましたw

有料道路事情に慣れてない場合は、なるべく避けて行くのをオススメします。

もちろん、どうしても有料道路経由で行かなければならない場合もあると思いますが、意外と経由しないで行ける場所も多いです。

いろいろルート検索してみてください。

ガソスタはほぼセルフ、セルフじゃない地域もある

アメリカでドライブする際に必ずお世話になるガソリンスタンドは、ほとんどの地域でセルフサービスです。

アメリカの場合は、給油の前にレジに支払います。余った分は返金される(カードの場合は実際の給油分のみ請求される)方式ですね。

多分治安的な意味で、入れ逃げがないような工夫になるのかなと思います。

しかし一方で、ごく稀ですがセルフサービスじゃない地域もあるんですね。それがオレゴン州とニュージャージー州です。

オレゴン州・ニュージャージー州では、ガソリンスタンドはフルサービス対応(店員が給油してくれる)なので、車内で待ちましょう。

ちなみに、アメリカのガソリンスタンドの利用法は、先述した通り前払いだったり等日本と少し違うので、近々記事にまとめたいと思います。

関連記事>>>『アメリカ・ガソリンスタンド利用法(記事製作中)』

スクールバス停車中は抜かすな要注意

これは本当に知っておかないとどうしようもないのですが。スクールバスについて。

アメリカでは学校の登下校時スクールバスで通学する生徒が多いです。

黄色い車体に『school bus』と表記のあるスクールバス、かなり街中で見かけます。

が、スクールバスが停車し生徒が乗り降りしている時は追い越しはダメです、絶対。

基本は後続車(隣接車線も含む)、対向車までストップが義務付けられます。えー、シリアス!笑

スクールバスの赤いライトが点滅していたり、『STOP』サインを出している場合は必ず停車しましょう。

踏切は止まるな

アメリカでは踏切の一時停止は不要です。

逆に、日本の癖で一時停止してしまうと後ろから突っ込まれる可能性があります。

一方で、一般車は一時停止不要ですが、スクールバス等一時停止が義務付けられてる車体もあるとのこと。

とにかく、前方には注意しつつ、アメリカの踏切は一時停止せずに進みましょう。

(もちろん、電車が来るサインが出てる場合は止まってくださいね!)

赤信号でも右折は可能

アメリカ、非常に合理的だなと思うのですが、一般的に赤信号でも一時停止のあと、歩行者に注意しながらの右折は可能です。

赤信号の右折レーンで、信号が青に変わるのをうっかり待っていると、後ろからクラクションを鳴らされてしまうケースもあります。

赤信号の右折レーンは、一時停止後、歩行者等の安全を確認して右折可能なので覚えて置きましょう。

中には赤信号での右折を禁止している交差点もありますが、その場合はNO TURN ON RED(赤信号では右折禁止)という標識があります。

また、ニューヨーク市内は基本的に赤信号での右折は禁止です。

左折専用レーン

大きな通りには、道路中央に黄色の点線と実線で囲まれた車線がある場合があります。これは左折専用レーンです。

この車線では、車線内に停車後、対向車に注意しながら左折することができます。

こうすると、左折待ちの車が直進レーンに溜まることがなくなります。

ここで注意しなければならないのは、この左折専用レーンには、対向車も左折しようとして侵入してくるという点です。

譲り合ってシェアしましょう。

国立公園は難易度たかい、安全運転を

アメリカをレンタカーでドライブするとなったら、国立公園に行かれる方も多いのではないかと思います。

国立公園はもちろんぜひ行ってみてほしいのですが、自然保護を第一に整備されているので、道路は片側1車線だったり、道幅が狭かったり等、運転の難易度が高いケースも想定されます。

そのような場所では、より安全運転を意識し、減速しつつ無理はしないようにしましょう。

関連記事>>>【アメリカ国立公園ランキング】観光におすすめの国立公園を9つご紹介します - コグマ夫婦のキャンプ雑記

運転中や停車中の治安に気をつけろ

さて、あとは治安面ですね。

治安の悪いところを運転中は窓を開けない方がいいです。

ホームレスが多い地域や、怪しげな路地、路肩に物売りがいる時等は不用意に窓を開けないようにしましょう。

また、アメリカは割とどこでも車上荒しの危険があるので要注意です。

車を離れるときは、車内の荷物に注意しましょう。

高価なもの(iPhoneやバッテリー等含む)、お財布等を置いて行く場合は必ず見えない位置に隠しておきましょう。

また、窓ガラスを開けっ放しにして車を離れるのは言語道断です。

アメリカの駐車場について

アメリカは土地が広大なので、多くの観光スポットでは駐車場が併設されています。

が、都心部で街ブラをしたい!となるとなかなか駐車場を見つけるのが大変です。

突撃したところで、価格の比較や空きがあるかの確認を、慣れない土地で運転しながらするのは難しいです。

そんなアメリカで駐車場を探す際に便利なアプリがあるので、『【アメリカ】便利な駐車場アプリを活用!車で観光地へ行こう - コグマ夫婦のキャンプ雑記』の記事で紹介しています。

このアプリがあれば、事前に複数駐車場の価格も比較できますし、空きが確保されるので安心です。

詳しくはこちら>>>【アメリカ】便利な駐車場アプリを活用!車で観光地へ行こう - コグマ夫婦のキャンプ雑記

中央分離帯の物売りは完無視すること!

最後に、中央分離帯に物売りがいるケースがあります(なんちゅうところにいるんだw)

やたら見てくるので、思わず目を合わせたりリアクションしたくなりますが、特に反応しない方が賢明です。

窓も閉めておいた方がいいですね。

物売りに注意を削がれると、ほかの事故にも繋がりかねませんので、基本は無視しましょう。

アメリカのドライブ、実際どうだった?

さて、アメリカでドライブするにあたっての注意点やルール・コツをまとめてきましたが、ここで実際に3ヶ月アメリカを運転してきたコグマ家の感想をお伝えします。

アメリカの運転、意外とイケる!

コグマ夫婦がアメリカを運転して持った感想としては、まず『意外とイケる!』ということですね。

もちろん最初は慣れるまで緊張しますが、慣れてくると車線は広いし直線も多い、ドライバーも優しいし、むしろ日本より運転しやすいような??(もちろん油断は禁物

標識も英語ですが比較的わかりやすい印象でした。

また、フリーウェイ等無料の道路がかなり発達しているので、道を何度でも間違えられるのもストレスフリーでした。

意外と運転しやすいです、アメリカ

アメリカドライブ、本当に楽しい!おすすめ!

加えて、アメリカを運転しつつ思ったのは『景色が本当に素晴らしい』ということです。楽しすぎる。

日本では絶対に見れない景色の中を、車でドライブできるので、本当に楽しいです。

果てしなく続く一本道や、大パノラマの山あいの道、遮るもののない広い空の中を進んだり、またその景観も千差万別です。

これは本当に多くの人に、日本を飛び出して見てもらいたい景色です。アメリカという国の広さや、景観の豊かさに驚くこと間違いなしです。

初めてならドライバーは多い方がベスト

最後に、コグマ夫婦からアドバイスとして。

初めてアメリカで運転するのであれば、ドライバーは複数人いた方がいいと思われます。

環境が不慣れなのでサポーターが助手席にいた方が安心です。

また、目的地にもよりますがアメリカの場合かなりの距離を運転しなければ到達できないケースも想定されます。

かなーり長い一本道を長時間進んだりする場合、集中力も切れやすくなるので、交代要員がいると安心です。

コグマ家は、1人では到底アメリカの運転はできなかったなあと個人的に思います。

まとめ・アメリカの運転は楽しい!ルールを守って安全運転を

今回は、コグマ家の経験を踏まえて、アメリカの交通事情をまとめてきました。

怖がりすぎる必要はありませんが、国が違いルールも違うので、上記のように知っておかなけらばならないことはいくつかあります。

ぜひ、上記を踏まえて、安全運転で旅をされてください。旅人のお役に立てば幸いです。

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