こんにちは!オーストラリアを1ヶ月半かけて周るキャンプ旅をしてますコグマ夫婦です。
今回は、キャンプ旅をしながらわかってきたオーストラリアでのキャンプ事情についてまとめます。
オーストラリア滞在中にキャンプができるようになると、旅費を格段に抑えることができます。
また、オーストラリアの自然を近くに感じられるので、滞在方法の選択肢としては非常にオススメです。
詳しくは後述しますが、アメリカでのキャンプ旅も経験してきた身からすれば、オーストラリアはとてもキャンプのしやすい国だなと思います。
では、オーストラリアでのキャンプの魅力も合わせてご紹介しながら、『オーストラリアのキャンプ事情』をまとめていきます。
これからオーストラリアに行くことを検討している方や、旅費を抑えたい方の参考になれば幸いです。
- オーストラリアでのキャンプ事情
- ウルル(エアーズロック)周辺キャンプは難易度が高い
- おまけ・コグマ家が出会ったオーストラリアの絶景をご紹介
- まとめ・オーストラリアはキャンプしやすい!お好みのレベルのキャンプ場を選んで楽しもう!
オーストラリアでのキャンプ事情
では早速ですが、オーストラリアのキャンプ事情についてまとめていきます。
見慣れない動物が身近で新鮮
まず、オーストラリアでのキャンプが楽しい理由の一つとしてあげられるのが、見慣れない動物をよく見かける!笑
オーストラリア自体、固有の特徴ある動物が多くて有名ですが、実はキャンプ場でも運が良ければ彼らに会えたりします。笑
そんな彼らに囲まれて、非日常でワイルドなキャンプが待っています。(運が良ければ会えるという話です)
動物好きにはたまらないですね!
コグマ嫁は動物大好きなのでオーストラリアでのキャンプ、めっちゃ楽しいです。笑
※キャンプ場で野生動物を見かけても餌付けはしちゃダメですよー!
無料やコスパのいいキャンプ場が多い
オーストラリアのキャンプ場については、探してみると無料のキャンプ場や、設備は充実しているのに格安!といったコスパのいいキャンプ場が多く存在します。
コグマ家も何箇所か無料のキャンプ場に泊まりました。宿泊費も浮くしありがたい〜!
例えば、ゴルフ場の脇で無料でキャンプができました。きれいなゴルフ場のシャワーを使わせてもらえて(5ドル)、オーストラリアすげーってなりました。
あとは『recreation』って名前についているレクリエーション施設のキャンプ場とかだと、『その辺の野原ならどこでもいいわよ』と無料で泊まれることが多かったです。シャワー、トイレの質はピンキリ。笑
格安旅を目論みキャンプをする人には、オーストラリアは結構いい環境だと思います。
また、充実の設備のキャラバンパークにもテント価格で泊まれるのでコスパがいいです。(例えばアメリカでは充実の設備のキャラバンパークやRVパークにはテント泊できないケースが多いです)
でも、どうやってお得なキャンプ場を見つければいいのか?というと、のちに紹介するキャンプ場検索アプリ『wikicamps』で検索条件を絞り込んで検索すればオッケー。かんたーん!後ほど紹介します。
オーストラリアなら設備の整ったキャラバンパークも利用できる
先述もしましたが、アメリカと違ってオーストラリアは、ほとんどのキャラバンパークでテント泊ができます。
キャラバンパークとは、キャンピングカーごと泊まれるというキャンプ場。
電気も水も整備がされている高規格パークで、いわゆるトレーラーハウスやキャンピングカーが買えるようなお金持ち達が滞在するキャンプ場です。
つまり、めちゃくちゃ整っている。
- 芝生
- トイレやシャワーがきれい
- プールが付いている
- キッチンや冷蔵庫・冷凍庫まで付いてる
- 上記が無料で使える
- 蛇口からの水がそのまま飲める!
最高かよ!
このようなキャラバンパークに、テント価格の格安で泊まれるのがオーストラリアのいいところ。
もちろんテント泊の値段はピンキリなのですが、大都市でも探せばテント一泊25A$(大人2人、電気水道なしサイト)とかで泊まれるところも多いのでまじありがたい。
※2019年現在、1A$=80円弱なので、25A$=2000円くらい。まじかよ!
節約旅ならもっと格安のキャンプ場もありますが、あまりワイルドな環境でのキャンプを好まない方や海外キャンプが初めての方も、キャラバンパークならストレスフリーでキャンプができるはず。
キャラバンパークを検索するにも、後に紹介する『wikicamps』というアプリが便利です。
アプリでキャンプ場を見つけるのも簡単!
オーストラリアには、キャンプ場やキャラバンパークを検索するためのアプリ『wikicamps』もありますので、キャンプ場を見つけるのは本当に簡単です。
また、自分のお好みに合わせて絞り込み検索もできるので、オーストラリアでキャンプをする場合は手に入れておきたいところ。
英語のアプリにはなってしまいますが、レビューや料金の確認程度なので英語力に自信がなくてもなんとかなります。
また、アプリを購入するのに610円必要です(それ以降は支払いなし)。
有料なのがちょっとネックではありますが、このアプリさえあれば露頭に迷うことはなくなります w
大変便利なので、オーストラリアでの宿泊手段としてキャンプがメインの方は、手に入れて置きましょう。
ほとんどクレジットカードが使える
また、オーストラリアに来て驚いたのが、どこのキャンプ場もカード払いができる点です。ありがてぇ〜!
アメリカは現金のみのキャンプ場が多かったので、細かい金額を準備しておくのが意外と手間でした。
その『現金を準備しなければならない』というストレスがオーストラリアでは無い!ありがたい!
もちろんキャンプ場側の何かしらの理由で使えない場合等もあるかとは思うので、最低限の現金の準備は必要ですが、基本はカードが使えると思って大丈夫です。
キャンプ場を取るのは、早い者勝ち
で、キャンプ場の取り方ですが、英語で電話やネット予約ができる場合は事前に予約しておいた方が無難でしょう。
コグマ家は英語が得意では無いので、毎回キャンプ場に予約なしで突撃しています。
今のところ、予約なしで突撃して、泊まれなかったことはないです。
オーストラリアのキャンプ場は数も多くキャパが広いのもありますが、コグマ家の滞在がスクールホリデーと被ってないのも大きな要因かもしれません。
もし、オーストラリアでキャンプでの滞在を予定の場合は、現地の学校の長期休み等に被ってないかを確認しておいた方がいいでしょう。
もしスクールホリデー期間の場合は、混雑の可能性も考えられますので、なるべく早めにキャンプ場に到着されるのをお勧めします。
パワーサイトかアンパワーサイトか
オーストラリアでテント泊をしようとしたら、よく聞かれるのが『power site(パワーサイト)』か『unpower site(アンパワーサイト)』かということですね。
- パワーサイト=電源ありサイト
- アンパワーサイト=電源なしサイト
ということになります。オーストラリアの多くのキャンプ場が、電源を備え付けており、電源の利用があるかないかで値段が変わります。
値段に関しては、もちろんパワーサイトの方が高く設定されているケースが多いです。
アンパワーサイトならリーズナブルに宿泊できます。
まあ、キャンプをする方は電源使わないケースが多いのかな?スマホの充電くらい?
ドライヤーに関してはシャワールームにだいたいコンセントが付いてるのでそれを使えます。
ちなみに、コグマ家は、スマホの充電に関して『カーインバーター 』を使用し、車のエネルギーで賄っています。
なのでコグマ家はいつもアンパワーサイトです。
電波がないケースもある
海外のキャンプで注意しなければならないのは電波状況です。
日本と違い広大な広さのあるオーストラリアですから、キャンプ場に電波が入らないなんてことはザラです。笑
ドライブ中に圏外もしょっちゅうです。(キャリアによって差はあれど)
オーストラリアは、アメリカなんかに比べるとだいぶ電波状況も良いですが、それでも電波が入らないキャンプ場もあります。
なので、何か下調べが必要な場合は、電波のあるうちにしておきましょう。
また、電波がない状況でも困らないように、『地球の歩き方』があると大変便利です。
たとえテントの中で電波がなくても、『地球の歩き方』があれば観光について作戦会議ができますし、『地球の歩き方』の知識量はすごいので、いい暇つぶしにもなります。笑
困った時に頼れる情報がまとまってるのも嬉しい。
ぜひ一冊手元に『地球の歩き方』、準備して行くといいかと思います。
コグマ家はいつも電波が入らない時、夜通し『地球の歩き方』読んでます w
ランドリー利用の際は受付でコインの準備を
オーストラリアの多くのキャンプ場には、コインランドリーと物干し竿が付いているケースもあります。
利用に関しては硬貨が必要ですが、受付で両替をしてもらえることが多いです。
もし、手持ちに使用分の硬貨がない場合は、受付の人に相談してみましょう。
ちなみに、『チェンジ プリーズ』で両替してもらえます。
キャンプ場の治安はどう?
オーストラリアは基本的に治安はいいです(もちろん最低限の防犯対策は必要です)。
キャンプ場で怖い雰囲気だったことは今のところありませんね〜コグマ家は。
もちろん、キャンプ場を決める際に、レビューがあまりに低評価のキャンプ場は避けたり、キャンプをする際あまりお金持ちな風にならないよう工夫はしています。(実際にお金ないですけどw)
しかし、オーストラリアのキャンプ場で必要以上にこわがる必要はないかなと。
もちろん過信はよくないですし、海外には変わりないので、できる範囲の防犯対策はしておきましょうね!
熊はいないがディンゴに気をつけろ!
ちなみに、オーストラリアには、キャンパーの敵である熊はいません。
が、狼チックな野犬ディンゴには要注意です。
オーストラリア全土に生息し、最近はディンゴによる人への被害も発生しています。
具体的には、ディンゴが小さな子に噛み付いて連れ去ろうとするケースが最近ではありました。
現地の人からの忠告によれば、『食べ物をテント内には持ち込まない』『野生である彼らに餌を与えない』『小さい子からはキャンプ中、目を離さない』という3点が大事になってくるみたいですね。
そう頻繁に見かける動物ではありませんが、キャンプをする際は気をつけましょう。
コグマ家も一度、ウルルの近くの観光名所キングスキャニオンのキャンプ場でディンゴを見かけました。
気候について知っておこう!オーストラリアの気候
あとは、オーストラリアはめちゃくちゃでかいので、場所によって気候がまったく違う性質を持つ点も注意です。
コグマ家の場合、11月からオーストラリアを周遊してます。春から夏への季節の変わり目なのですが、ダウンを着込むほど寒い地域もあれば、日中42度で夜も暑い!なんて地域もあります。
オーストラリアは正直、設備の整ったキャンプ場もかなり多いです。
選ぼうと思えばキャンプ場を選べるので、そんな一見過酷な気候でもキャンプは比較的できちゃいます。
が、やはり服装等は気をつけたいですね。
念のためダウン〜半袖短パンまで持参することをおすすめします。
ウルル(エアーズロック)周辺キャンプは難易度が高い
また、オーストラリアと言ったら外せない『ウルル(エアーズロック)』で、滞在費を節約するのにキャンプを選択される方も多いと思います。
コグマ家も実際にキャンプしてきましたが、オーストラリアの中でも『ウルル(エアーズロック)』の砂漠地帯でのキャンプはやはり難易度高めなのでご注意ください。
具体的にウルル(エアーズロック)でのキャンプについて言及すると
- スーパーがある
- プールもある
- 冷蔵庫・冷凍庫もある
- シャワーめちゃくちゃきれい
- コインランドリーあり
- 一泊25ドルとかなり格安
と、めちゃくちゃ便利ですが、一方、
- 11月の時点で午後は暑すぎてプール以外のアクティビティは無理
- キッチンエリアにハエは多い
と、そんな環境でのキャンプですから万人受けする感じではなかったです。笑
日中は11月の初夏でも40度近くなり、昼過ぎのウルル(エアーズロック)でのアクティビティはほぼ不可能。暑すぎて相当ツライし、禁止されるケースもあります。
朝11時以降は暑すぎてトレイルコースが閉鎖されたりするので、夏場ウルル(エアーズロック)で観光するなら『早朝』に活動するしか選択肢がない、という感じですね。
キャンプ場もかなり暑くて、もちろんテントには居られないです暑すぎて。
なのでコグマ家は、午後からはキャンプ場のプールにずっといるような形になりました。どこのバカンス?笑
朝一涼しい中観光!はいいものの、そのあとの『午後の灼熱の時間をどう潰すか』というのが、キャンプだと大変でした。笑
ほら、クーラー付いてる部屋とかあればね、そこでシエスタ(お昼寝)してもいいわけですけど、テントじゃそれもできないし。
また、ハエも多いので虫が本当にダメ!という方はキャンプは〜厳しいかもしれません。
キャンプ場のキッチンエリアはもうハエどうしようもない。笑
食事中はハエと戦いながら、という感じですね。
観光地だからと気軽に行くと、人によっては過酷な環境なので笑、事前に下調べ・下準備はしていってください。
詳しくは『ウルル(エアーズロック)でキャンプしてきた!(記事作成中)』の記事に別途まとめます。
おまけ・コグマ家が出会ったオーストラリアの絶景をご紹介
さて、おまけにはなりますが、オーストラリアでキャンプ旅をしながらどんな景色に出会えるか、一部にはなりますがご紹介します。
まとめると、オーストラリアまじ楽しい。
日本で見慣れない景色ばかりが待ってます。
まとめ・オーストラリアはキャンプしやすい!お好みのレベルのキャンプ場を選んで楽しもう!
今回は、オーストラリアでキャンプをするにあたって事前に知っておいて欲しい点をまとめてみました。
オーストラリアでは、シャワーやトイレの整ったキャンプ場も選べるので、ワイルドなキャンプ場が苦手な方も比較的ストレスフリーでキャンプができる国だと思います。
アメリカに比べ、オーストラリアはキャンプ施設が充実しているので、女性も安心です、そこが大きな魅力かも。(もちろん、あえてオーストラリアでワイルドなキャンプ場に泊まってもいいんですよ)
多分、アメリカと自然への配慮についての考え方が違うんでしょうね〜。おもしろい。
ちなみに、ワイルドキャンプ大好き!なコグマ夫はどちらかというとアメリカキャンプ向き。
動物大好きで、ワイルド過ぎないキャンプが好きなコグマ嫁はどちらかというとオーストラリアキャンプ向きです。
みなさんも、非日常で刺激的な海外という環境で、快適キャンプ旅はいかがですか。