こんにちは、アメリカを3ヶ月キャンプ旅してきましたコグマです。
今回は自然の景観が素晴らしい!グランドティトン国立公園でキャンプをしてきましたのでまとめたいと思います。
いやはや、大小様々な国立公園を回ってきましたが、コグマ家的にはグランドキャニオンよりもイエローストーンよりも、グランドティトンが一番好きでした。
なんといってもグランドティトンの山並みが本当に本当に美しい。コグマ家が見たなかではアメリカで1番美しい!加えて、生き生きと色を添える動植物たちが素晴らしい。感動すら覚えました。
自然大好き人間に分類される方には人生で一度でいいから行ってみてもらいたいところです。本当に素晴らしい場所です。
今回はそんなグランドティトン国立公園がどんな場所か、また、キャンプ場についてをご紹介します。
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- グランドティトン国立公園ってどんな感じ?
- グランドティトンてどこにあるの?
- グランドティトンでできるアクティビティは?
- グランドティトンでキャンプしてきた
- グランドティトン・ジェニーレイクキャンプ場でキャンプ!
- まとめ・グランドティトンは素晴らしい!より自然を体感するのにキャンプも人気!
グランドティトン国立公園ってどんな感じ?
アメリカ国内でも『アメリカ1自然の美しい国立公園』とも言われるグランドティトン国立公園。
日本ではあまり知られていないかもしれませんが、実際に行ってみると、雪被りの山並みが息を飲むきれいさ、さらにその麓の湖や川も水が透き通り、動植物は生き生きと輝き、本当に見事です。
ああ、こんな自然が世界にはまだあるのね、と日本の自然しか知らなかったコグマ家はいたく感動しました。
うむ、いくら文章で書いても伝わりづらいので笑、以下では、写真を交えてグランドティトンの魅力をお伝えします。
ジェニーレイク湖畔は絶景揃い
中でもその景色の素晴らしさからグランドティトン内で一番人気なのが、『ジェニーレイク周辺』です。
ジェニーレイク湖畔のトレイルが絶景!
みなさん口を揃えて絶景揃いよ!とオススメされるのが、『ジェニーレイク湖畔のトレイル』です。
湖畔はトータルで14キロのトレイルコースになっています。(必ず十分な量の水を持参してくださいね)
途中離脱、途中合流もできるようになってるので、ご自身の体調に合わせて距離は選べます。が、体力のある方はぜひ一周してみてほしい。
まず出迎えてくれるのは湖畔の木々と、湖の水面です。透き通る湖の水が伝わりますでしょうか。
自然が豊か過ぎてもちろんクマも住んでるぞ、という警告ですね。こちらについてはまた後半で詳しく解説しますが、そりゃクマも住みたくなるわな、と納得するくらい豊かな自然がそこにはあります。
トレイルコースに沿ってちょっと登ると、眼前にジェニーレイクが広がります。どんどん傾斜を登ります。
バーン!この見晴らしの良さ!どこまでも自然。
振り返るとこの岩肌ですよ。大迫力。木々が茂る山肌から岩肌に変わりましたね。
続きましては滝が出てきましたよ。澄み切った水がとてもきれいです。歩いて火照った体に滝からの涼しい風が気持ちいいです。
飛び込んじゃいたいくらい水がきれい。とても美味しそう(?)
今度は木々がまばらになって、背丈の低い草木の中を進みます。
ところどころに木が折れたり焦げて重なっています。おそらく、過去に山火事があったのかな?と思います。アメリカは、山火事も自然のサイクルとして積極的に消火活動はしないんですよね。不思議な迫力があります。
こういう景色によくクマがいるの見るよね笑、と話しながら進みます。クマがいてもおかしくないくらいの自然。ここもすごく水がきれい〜〜。
さてさて、山並みが見える側まで歩いてきましたよ。本当にきれいな山並みです。山の形が美しいよね、ティトンは。
ふむ。とてもきれいで見惚れてしまう。
このようにジェニーレイクの湖畔のトレイルは、様々な景色を楽しむことができます。歩いていて全然退屈しないし、景色が変わるたびに見惚れてしまいます。
ほかのトレイルコースの写真
一番のおすすめは上記の『ジェニーレイク湖畔一周トレイル』なのですが、そのほかにもステキな景色はいっぱいあります。
別日にグランドティトン内、『コルターベイ』エリアのトレイルにも挑戦したので写真を交えててみじか手短にご紹介します。こちらもなかなかに素敵でした。
何度見てもグランドティトンの山並みは素晴らしい。青に映えます。
絵葉書か?いいえiPhoneで撮った写真です。笑
山並みを眺めながら歩くことができます。緑も生き生きとして見えますね。
今でも写真を見るだけでうっとりしてしまいます。笑
グランドティトンてどこにあるの?
ではそんなグランドティトン国立公園がどこにあるのか?確認しましょう。
アメリカワイオミング州ですね。なんとすぐ上にはイエローストーン国立公園があります。便利!!笑
なので、多くの方がイエローストーンとセットでグランドティトンを旅程に組み込みます。車で1時間も見ればイエローストーンまで移動できます。
さらに旅程に余裕のある方は、イエローストーンより上に向かってグレイシャー国立公園なんかも目指すと大自然満喫フルコースって感じですね。
グランドティトン国立公園のあたりは、アメリカの中でも割と国立公園が集まっている地域です。
注意しなければならないのは、グランドティトンやイエローストーンは連続して山あいにあることです。
ガソリンスタンドや飲食料店はありますが、品揃え等に限りはありますので、来る前に麓のスーパー等で必要なものは買い出ししておくのをおすすめします。
関連記事>>>【アメリカキャンプ】イエローストーン国立公園でキャンプ&観光のコツ! - コグマ夫婦のキャンプ雑記
グランドティトンでできるアクティビティは?
続いて大自然グランドティトンでできるアクティビティについてまとめます。
トレイル・ハイキング
まずは一番自然を感じられるアクティビティ、トレイル・ハイキングです。
先述しました通り、一番のおすすめはジェニーレイク湖畔のトレイル総距離14キロです。
各場面景色が変わり道中はかなり楽しめるので、歩ける方にはぜひ!頑張ってぜんぶ!おすすめしたいです。(もちろん無理はしないでくださいね。)
体力に不安がある人は無理せず、復路だけ船を使ったり、途中からトレイルを始めたり等されるといいかなと思います。詳しくはビジターセンターのレンジャーさんに聞くのがおすすめです。個々人に最適なものを教えてくれるかと思います。
水は必ず持っていくことです。帽子、靴等もしっかり準備しましょう。
カヌー等水上アクティビティ
もちろん湖があるので、カヌーや船に乗る等のアクティビティもできます。
湖にはレンタルできる場所や、乗船場がありますのでそこから申し込みます。
泳ぐ
夏場、山あいのグランドティトンは湿気が無く比較的涼しいとは言え、日向は日差しが強いです。
コグマ家が行った7月は朝夕は寒いくらいですが、日中の日差しの強さに湖畔はみんな水着でビーチ状態でした。
水はめっっっちゃくちゃ冷たいですけどね。 w w
お子さん含め『寒い〜〜!』って言いながら楽しそうに泳いでましたね。
念のため水着を持っていくといいと思います。一応、泳げます。笑
山登り
コグマ家は専門外ですが、もちろんこれだけの山並みがありますので登山もできます。
ただ、降雪状況だったり熊の出没状況だったりで、行ける場所・行けない場所等が随時あるかと思うので、最新情報はビジターセンターで確認しましょう。
キャンプ
もちろん国立公園にはキャンプ設備も整っています。
コグマ家も今回キャンプをして参りました。キャンプについては後半で詳しくまとめています。
大自然でキャンプ、良かったですよ!
アクティビティを楽しむ際、クマの出没に注意せよ!
合わせて、どのアクティビティにも通じる注意事項になります。
特にトレイル・山登り・キャンプについては、それぞれ、クマの住処に踏み入れているという認識を持つことが大切です。
トレイル・山登りなんかの際は、複数人で行く、音を立てて歩く、ベアスプレーを持参する等が推奨されています。ベアスプレーはビジターセンターはもちろん、街中ウォルマートでも購入できます。
関連記事>>>【アメリカのスーパー事情】買い出しはウォルマートがおすすめ - コグマ夫婦のキャンプ雑記
また、キャンプ時は、食料やシャンプー洗剤歯磨き粉等匂いのするものはベアボックスにしまうことが義務付けられます。
クマと遭遇することは滅多にないとは思います(クマ側も人間を避けるので)。
が、遭遇してしまう可能性に関してゼロとも言いきれないのが難しいところですね。
年間かなりの多くの人が国立公園でアクティビティを楽しんでいますので、過剰に恐怖心を抱く必要もないですが、決まりは守っておきましょう、少なくとも。
グランドティトンでキャンプしてきた
ではでは、コグマ家はグランドティトン国立公園でキャンプをしてきたので、詳しくまとめていきたいと思います。
ハイシーズンにはどのキャンプ場もいっぱい!
グランドティトンでのキャンプについて、ハイシーズンはかなりの人気です。(ハイシーズン=6月〜9月)
そうは言ってもグランドティトン国立公園内には複数キャンプ場があるので、朝訪問できれば予約なしでもキャンプ場の確保はできます。
ただ午後になってくると『FULL』のキャンプ場が増え、夕方にはすべてのキャンプ場がFULLとなってしまうこともザラです。
コグマ家がダメ元で午後に突撃した際は、『予約なしなら午前中に来なきゃダメよ!』とレンジャーさんに言われてしまいました笑。
基本、ハイシーズンの国立公園すべてに共通して言えることですが、予約なしでも早めに行けば十分サイトを確保はできます。が、到着が遅くなるとサイトを確保できないなんてことはザラなので注意です。笑
肝に銘じておきましょう。
まずはビジターセンターで情報収集!
先述しました通り、人気の国立公園におけるキャンプ場は早い者勝ちです。
国立公園に着いたらまずはビジターセンターを訪れキャンプ場の空き状況を問い合わせましょう!
多くの国立公園ではビジターセンターに公園内すべてのキャンプ場の空き状況が随時情報として集まってきます。
狙ってたキャンプ場が、到着時点で『FULL』とわかったら、サクッと違うキャンプ場を狙いましょう。
ただ、こだわりを持って狙ってたキャンプ場があって、そのキャンプ場が電光掲示板等で『FULL』の表示であっても、必ずレンジャーさんに聞いて確認を取ることです。アメリカでは『FULL』の表示なのに空きがあることがまぁまぁあります。さすが大雑把大国。笑
グランドティトン・ジェニーレイクキャンプ場でキャンプ!
コグマ家は今回のグランドティトン内のどのキャンプ場でキャンプするかについて、『ジェニーレイクキャンプ場』と事前に決めていました。予約不可なので、先着順の列に並ぶ形ですね。
なぜジェニーレイクキャンプ場を選んだかと言うと、どうやら絶大な人気みたいだからです。(アバウト〜〜 w)
ネットで調べると、朝7時半にはすでに長蛇の列とのこと、、そんなに人気なん、、?これはぜひ泊まってみたい!
気合いを入れて6時半到着、、平日です!
着いてみるとまさかの5台目。笑
え?大丈夫よな?宿取れるよな??と不安になるコグマ家。笑
先頭には、『8時になると当日の受付が始まるよ、列に並んで待っててね』との看板が。
コグマ家のあともぞくぞくと車が来る〜〜。結局8時には20台以上並んでたかな?
この日は多分先着の十数台は入れたと思います。ジェニーレイクキャンプ場にハイシーズンに泊まりたい場合は、かなり気合いを入れる必要があると思われます。
でも、万が一ジェニーレイクキャンプ場がFULLになってしまっても、早い時間であればまだほかのキャンプ場が空いてると思われるので、諦めず移動!ファイト! w
ジェニーレイクキャンプ場のスペック
ではジェニーレイクキャンプ場がどんなキャンプ場であったか、まとめます。
- ジェニーレイクのすぐそば
- ビジターセンターあり
- 予約不可、先着順で入場する
- トイレあり、シャワーなし(となりの湖で利用可)
- ベアボックス使用
- 基本は圏外
- 夏でも日陰・朝夕は寒い
箇条書きにするとこんな感じですね。
ジェニーレイクのすぐそば
グランドティトンで一番の人気スポットとなっている『ジェニーレイク』の湖畔に位置するキャンプ場です。
故にキャンプ場も一番人気。
ジェニーレイクでのアクティビティにも出かけやすいのがメリットです。
コグマ家としてもこの立地はとても良かったなーと思いました。歩けばすぐそこにグランドティトンの圧倒的な山並みを目にすることができますので。
キャンプ場からの景観は?というと、正直サイトによって全然違いますw 結構木々が多く、山並みが見えないサイトももちろんあるので『運』ですね w
多分、景色に差はあれど、ジェニーレイクに近いという立地から人気なんだと思います。
サイトについては、先着順で入場して
→空いているサイトの緑の札を裏返し赤にして
→レンジャーさんから受け取る札に名前を書いて
→その札をサイト番号のクリップに挟んで
これでサイトの確保となります。
ビジターセンターが近い
ビジターセンターがキャンプ場からすぐそこにあり情報収集もしやすいです。
その日の天気やおすすめのトレイルコースを聞くことができ、さらに軽食が買えたり等便利です。
予約不可、先着順で入場する
ジェニーレイクキャンプ場は予約不可です。故に、先着順で入場となります。
車で列ができます。8時になるとレンジャーさんがきて、先頭から受付が始まり、先に入った人から空いているサイトを取れるというわけですね。
先着順で入場して
→空いているサイトの緑の札を裏返し赤にして
→レンジャーさんから受け取る札に名前を書いて
→その札をサイト番号のクリップに挟んで
これで場所確保となります。
その日にチェックアウトする組数によって、当日入れる組数が決まります。コグマ家が行った時は先着10数組が入れてたかなぁという印象です。
予約不可のキャンプ場なので、早くさえ行けば、予約なしでもサイトが取れる可能性は十分にあります。
トイレあり、シャワーなし
トイレは比較的きれいな水洗トイレがあります。ご安心を。
シャワーはないので、浴びたい場合は隣の湖ジャクソンレイクのコルターベイビレッジまで行く必要があります。(車で20分くらい)
こちら、ジャクソンレイクのコルターベイビレッジにはコインシャワーのほかに、ランドリー、Wi-Fiスポット、レストラン、お土産やさん等かなり設備が充実しているので、コグマ家は1日一回は訪れてましたね w
コルターベイビレッジまで車で20分なので、ジェニーレイクキャンプ場にシャワーがなくても特に不便しませんでした。
キャンプ場でベアボックス使用が義務付けられる
グランドティトン国立公園も、周辺国立公園と同様、クマの生息域です。
それだけ自然が豊かということですが。
彼らとうまく共存するために決まりごとがあります。それは、『飲食料、シャンプー洗剤等匂いのするものは常時ベアボックスにしまう』ということです。この匂いのするもの、には歯磨き粉も含まれます。
決してテントに持ち込んではいけません。
クマの方も基本は人間を避けるので、怖がりすぎる必要はないのですが、せっかくの旅行を台無しにしないためにも、決まりごとは守りましょう。
実際にコグマ家もアメリカ滞在中に、クマ、見かけてますので笑(しかもキャンプ場の近くで〜〜)。
基本は圏外
ほかの国立公園の例に漏れず、グランドティトン国立公園もおおかた圏外でした。(コグマ家はT-Mobile回線)
もちろんキャンプ場にはWi-Fi設備はありません。 SIM利用だとキャリアによっては圏外ですので、圏外が怖い方は割高ですけどWi-Fiルーターが安心ですかね。
あるいは、紙媒体の情報源があると安心です。圏外圏でコグマ家は『地球の歩き方・アメリカ国立公園』をフル活用しました。
キャンプ場情報、おすすめトレイルコース、各国立公園の豆知識など載ってますので、役立ちます。
『ネットの事前情報+地球の歩き方の情報量』で当日電波がない状態でも困らないようにしておくと安心です。
夏でも日陰や朝夕は寒い
さて、キャンプ場利用の際注意したいのが、『気候』。
山あいにあるだけあって、グランドティトン国立公園は夏でも防寒対策が必要です。日陰や、朝夕は涼しく、むしろ寒い日もありました。コグマ嫁は長袖長ズボンも利用しましたね。
酷暑でないのは過ごしやすくて嬉しいですね。ただ防寒対策がないと厳しいキャンプになってしまうかもしれないので、必ず上着や防寒具をお持ちください。
関連記事>>>【アメリカキャンプ】アメリカのキャンプ事情まとめました - コグマ夫婦のキャンプ雑記
まとめ・グランドティトンは素晴らしい!より自然を体感するのにキャンプも人気!
さて、長々とまとめてきましたが、上述しました通り、グランドティトンは自然が豊かで、景観が素晴らしい。
そんな環境で様々アクティビティができますが、特にトレイル・キャンプをオススメしたいです。
日本では見れない景色が豊富にありますので、ぜひチャンスがある方には行ってみてほしいです。
この記事が旅人の役に立てば幸いです。
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- グランドティトンでキャンプしてきた
- グランドティトン・ジェニーレイクキャンプ場でキャンプ!
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