ヨーロッパ旅行中のコグマです。
今回はギリシャアテネから38ユーロ・6時間で行ける、美しいビーチで有名なザキントス島へ行って参りました。
ネットで見たところなかなか情報も少なかったのですが、アテネからアクセスも良く、有名ビーチであるナヴァイオビーチが本当に美しかったので、行ってよかったなぁと思います。
今のところヨーロッパ1楽しかったですね。
コグマ家は結構旅してますけど、今回見たザキントス島のナヴァイオビーチは人生で一番きれいでした。
今回は、コグマ家の体験をもとに、ザキントス島ナヴァイオビーチの観光の仕方について記事にまとめます。
関連記事>>>【ギリシャ・アテネのグルメ】ここ一択!安くて美味いギリシャ料理店 - コグマ夫婦のキャンプ雑記
- ギリシャ・ザキントス島の魅力とは?
- ギリシャ・ザキントス島への行き方
- アテネからザキントス島にバス+フェリーで行ってみた
- 今度はザキントス島内の宿へ行く
- ザキントス島内の宿の場所について・ラガナスは良かった
- ツアーでしか行けないナヴァイオビーチで泳ぐ!
- まとめ・アテネからザキントス島へ足を伸ばして大満足の旅だった
ギリシャ・ザキントス島の魅力とは?
ザキントス島といえば、その絶景で知られるナヴァイオビーチが有名です。
青と水色の絵の具で色をつけたのか?と言いたくなるくらいの青。
コグマ家も実際に行ってきましたが、もう信じられないくらい透き通る、青の海がそこにはありました。
こんな色の海って映画とかテレビで見たことあるけど、本当にあるんだ!!すごい!!と感動。
泳いでみてもひたすら透き通っていて、海の中でも視界数メートルは余裕。
うわぁ、とため息ものです。一生に一度は見ておきたい。
実はこのビーチ、映画『紅の豚』に登場するシーンの、モチーフになっているのでは?とも言われています。
ビーチはこのように大迫力の断崖絶壁に囲まれていて、我々は船でしか行くことが出来ないんですね。その秘境感もたまらん。
また、トレードマークになっている難破船も雰囲気作りに一役買っています。
ザキントス島へは、アテネから38ユーロ、6時間で行ける‥!時間的に余裕のあったコグマ家は、ぜひ行ってみることにしました。
ギリシャ・ザキントス島への行き方
ギリシャアテネを起点とした場合、ザキントス島への行き方としては二種類あります。
- アテネ国際空港から飛行機(45分)
- アテネのバスターミナルからバス+フェリー(6時間)
時間のない方・お金に余裕のある方は飛行機になるのかなと思います。
が、コグマ家はよりリーズナブルに!とバス+フェリーで行って参りました。
ちなみに、飛行機だと9月時点で1万円、バス+フェリーだと5000円程度で行けます。
バス+フェリーについては、1行程としてセットになってます。
バスごとフェリーに乗りますのでw、ラクチン!フェリー下船後はそのままもとのバスに乗り込む流れですね。
アテネからザキントス島にバス+フェリーで行ってみた
リーズナブルにザキントス島へ行くことができるバス+フェリー。
バスとフェリーは行程として1セットなので、余計な手間はありません。
指示に従って乗り換えるだけ。こりゃ安心です。行程としてはバス→フェリー→バスとなり、バスもフェリーに乗りザキントス島を目指します。
所要時間、運賃、便数
アテネからバス+フェリーでザキントス島を目指すにあたり、必要な所要時間と運賃、バスの便数は以下。
- 所要時間約6時間
- 運賃38ユーロ
- 1日3本(8:30、12:45、17:00)
バス+フェリーに関して、所要時間は飛行機よりかかるので利便性に欠けますが、なにより運賃が安い。飛行機の半額以下とな。
バス+フェリーが選択肢になる方も多いと思います。
バス乗り場・チケット売り場を確認
では、実際の行き方について。この位置からザキントス行きのバスに乗ります。
ザキントス行きのバス停の位置については『ΣΤ.ΥΠΕΡΑΣΤΙΚΩΝ ΛΕΩΦΟΡΕΙΩΝ ギリシャ 〒104 42 アテネ』をコピペしてグーグルマップで検索してみてください。
上記の画像から、アテネの主要観光スポットである『アテナイのアクロポリス』からバス停が、ほど近いのがわかりますでしょうか。
つまり、アテネ観光のための宿からも比較的行きやすい事が多いかと思われます。助かる!
また、このバス乗り場はバスターミナルになっています。バスターミナル行きのバスの本数も比較的多かったな。
ザキントス島行きのバス+フェリーのチケットも、このバスターミナルで買えます。
バスターミナルかネットでチケットを買う
さてさて、バス+フェリーでザキントス島へ行くためのチケットを買わねば。
チケットについては、当日乗り場となるバスターミナル(『ΣΤ.ΥΠΕΡΑΣΤΙΚΩΝ ΛΕΩΦΟΡΕΙΩΝ ギリシャ 〒104 42 アテネ』でグーグルマップ上で探してみてください)で買うことができます。
また、ネット経由で購入も可能なようです。公式ホームページからご確認ください。
公式ホームページ>>>Online ticket - KTEL Zakynthos
コグマ家は、当日バスターミナルに行くまでがうまく行くか不安だったので、当日の予行練習も含めて前日にバスターミナルまで買いに行きました。
当日売り切れでも困ってしまいますので、できれば前日までにバスターミナルかネット経由でチケットを買っておくといいと思います。
ザキントス島行きのカウンターでチケットを買う
バスターミナルに着いたら、ザキントス島行き専用のチケットカウンターが38番乗り場にあるので、そちらでチケットを買います。
バスターミナル内のちょっと奥まったところにありますが、もしわからなければスタッフの方に聞きましょう。教えてくれます。
じゃじゃん。ゲットだぜ!上がバスチケット、下がフェリーのチケットです。大人1人38ユーロ。
また、バスのチケットに雑に『A』と書かれていますが、当日乗り込むバスを示すもので、当日コグマ家は『A』の表示のあるバスに乗りました。(その日は2台のバスで出発したため)
当日8:30の便のため、8:15までにこの38番乗り場に来てくれとのことでした。おっけー。
当日のザキントスに着くまでの流れ
さて!当日、前日チケットを買った場所と同じ38番乗り場に来ました。
バスは、9月の繁忙期だからか?2台で出発。どちらも満員。
途中に休憩を挟みつつバスで4時間ほど
バスに搭乗したのが8時半、フェリー乗り場についたのが12時半過ぎでした。
フェリーの出発時刻はチケットに記載の通り、13時の便。
バスでは途中、トイレ休憩を兼ねた小休憩が45分ほど。サービスエリアのようになっていて、小綺麗な売店ありでした。
13時、フェリー搭乗
12時半過ぎ、バスはキリニ港に着きました。
でかい荷物はバスに積んだまま、乗客は手荷物だけ携えてフェリーに乗り換えます。
バスはバスでそのままフェリーに乗ります。おもしろーい。
この時、自分が乗っていたバスを覚えておくか、同じくバスに搭乗している乗客を覚えておくといいかも。フェリー下船後また同じバスに乗るので。
フェリー内はとてもきれい!
フェリーに乗ってる時間は1時間くらいかな。みなさん、仮眠したり、ご飯を食べたり自由な感じ。
船内では軽食も売っています。
ザキントス島到着!フェリー下船後再びバスへ
ザキントス島についたら、フェリーを下船し再びバスに乗り込みザキントス島のバスターミナルへ向かいます。
時間にして30分弱バスに揺られて、着きました!
うむ、なかなか立派なバスターミナル。
ネットで調べた事前情報だと、ザキントス島のバス網はあまり当てにならないと書いてありましたが、うーん?結構しっかりしてるじゃんという印象。
もしかして、こんなにしっかりしたバスターミナルができたのは最近なのかな?
今度はザキントス島内の宿へ行く
ザキントス島内の移動はバスメインです。コグマ家は、宿へもバスで移動します。
その他、レンタカーやタクシー等ありますが、費用や手軽さを考えるとバスを利用できるととても楽です。
チケットは、到着したバスターミナル内で買うことができます。
ラガナス・カラマキ・アーガシあたりはザキントス島内でも栄えてるので、バスも本数が多いようです。
コグマ家はラガナスに宿を取っていました。ラガナスまでは1.8ユーロ。
ラガナス行きのバスに乗ります。
おおお。事前情報だとバス網は当てにならないとのことだったけど、結構本数多いじゃん。
しかもバスターミナルからちゃんとバスが発着しているのが見て取れる。これはいけるいける。
この『24』のバスに乗ります。ギリシャはあと何分でバスが来るか表示してくれるから助かりますね。
無事バスも来て、乗り込みます。車体に『24』の表示があったのと、運転手さんが『ラガナース!』と叫んでいたのでわかりました。
バスを降りるとき
ザキントス島のバス網については、グーグルマップが未対応です。(2019.9月時点)
本来グーグルマップが網羅してる地域であれば、バス停の数や所要時間までわかるのですが、ザキントスに関してはその機能が未対応です。笑
となると、バスを降りるタイミングについてはグーグルマップの自分の位置を見ながら判断するしかありません。
あるいは、運転手さんにホテル名を伝えると、降りるバス停を教えてくれます。
車内でバス停についてのアナウンスもないので、一番いい方法は運転手さんに伝えておくことですかね。
コグマ家はグーグルマップを見ながら、宿の近くでバスが停まった際に降ろしてもらいました。
ザキントス島内の宿の場所について・ラガナスは良かった
今回コグマ家は、ラガナスという飲食店やホテルが集まり、バス停もある地域に宿をとりました。
ザキントス島内の交通網を考えると、辺鄙な場所に宿を取ってしまうのは得策ではありません。
宿を取るなら、バス網や飲食店が多くあると見込めるラガナス、カラマキ、アーガシあたりがおすすめです。
ラガナスについては、飲食店やお土産屋さんも多く、ラガナスビーチという遠浅のビーチにも歩いていけるので、大変楽しめました。
↑ラガナスビーチは、ナヴァイオビーチと比べると劣ってしまいますが、十分きれいな海です。
ツアーでしか行けないナヴァイオビーチで泳ぐ!
さて、いよいよ本題。ザキントスへ行ったら絶対外せない、『ナヴァイオビーチ』についてですが、ここは船に乗るツアーでしか泳ぎに行けないんですね。秘境!
このように断崖絶壁に囲まれているので、車では下れず、船でしか行くことができません。
なので、ナヴァイオビーチで泳ぐには何かしらのツアーに参加する必要があります。(上から見下ろすだけであれば車でいける)
おすすめは、ザキントス島到着のバスターミナルで、ツアーに申し込んでしまうことです。コグマ家もこれでツアーに参加しました。
バスターミナルで『KTEL』のナヴァイオビーチで泳ぐツアーに申し込んでみた
ザキントス島到着時点で、ナヴァイオビーチ行きのツアーを予約してなかったコグマ家。
ホテルで聞くか、その辺のツアー会社の窓口(島内にいっぱいありました)で相談するか〜なんて思っていたら、バス到着のターミナルに『KTEL』という会社のツアー窓口が!
ちょうどバスの待ち時間もあるし、話を聞いてみることに。
すると、『1日船で島を回るツアー、海のコンディションが良ければナヴァイオビーチ含む3箇所で泳ぐことができる、1人39ユーロ、ホテル近くまで送迎付き』とのこと。
お?なかなかいい条件だな!とコグマ家はその場で申し込み。
ネットで見たところ、ナヴァイオビーチに行くツアーは『20〜40ユーロ』が相場らしいけど、1日連れ回してくれるし、ハイシーズンで上記の値段は結構いい線いってるのでは?
宿近くのスーパーへ翌朝8時半に送迎バスが来てくれるとのこと。帰りも送ってくれるとさ。
ちなみにKTELのホームページに、ツアーについても紹介がされています。コグマ家が参加したツアーは多分『smugglers cove around the island』。(ホームページ上でツアー名をクリックすると詳細が見れます。)
KTELのツアーページはこちら>>>KTEL ZAKYNTHOU TOURS - KTEL Zakynthos
このツアーがね、もう超楽しかったです。笑
ツアーでナヴァイオビーチに行って泳いできた!
昨日たまたま到着のバスターミナルで申し込んだ、『KTEL』のツアーに行ってきましたが、大当たり。かなり楽しいツアーでした。
集合は8時半。宿の近くまで迎えに来てくれます。
最初はガラガラだった車内ですが、各地でお客さんを拾っていき、ナヴァイオビーチ行きの船に着くころにはバス満員。わお、人気のツアーじゃん!安心!
ツアー船に乗り込む
いよいよナヴァイオビーチ行きの船に乗り込みます。9時半くらいだったかと思います。
おおお!海賊船!楽しいやつ!しかも人いっぱい乗ってる!よかった、メジャーなツアーみたい(安心)。
船に乗る前に、帰りは『C』のバスに戻ってくるよう指示がありました。何台ものバスが、お客さんを迎えに行ってるみたいですね。
船内もしっかりしている!
乗船が終わったあとは、『旗上げ式』があったり、船員の方によるバーベキューがあったりします。笑
船内の様子。船内アナウンス(英語)を聞きながら、ザキントス島の外周に沿ってぐるりと回ります。
泳げるポイントに着くまで時間がかかるので、景色を見たり、仮眠したり、ご飯を食べたりと人によって様々。
1日船移動なので、なにかしら飲食料を持って行くといいですね。スーパーで事前に買い込む方が割安なので。
第1のスイムポイント・青の洞窟で泳ぐ!
さて、時間にして2時間ほど船に揺られたら、突然船内がざわざわ。
どうやらスイムポイントに着いたらしく、水着でみんなスタンバイ。
荷物は船内に置いていくスタイル。なんたって砂浜とかないポイントなんで。(泳ぎながら足がつく場所が少ないので大変でした笑)
なので、貴重品に関しては鍵のかかるリュック等にしまえた方がいいですね。
希望者は船から飛び込みも可。コグマ家も飛び込む!
あ、もちろん強制ではないので、泳がなくても大丈夫ですし、船からのスロープで降りる方法もあります。
海水が真っ青。入浴剤かと疑いたくなるくらい、青。さらにすぐそこの洞窟内も泳いで行けます。
日が差し込めばエメラルドブルー、日の当たらない洞窟内は濃い青で、さらに視界は数メートルという透明度。
お魚さんもいる。ゴーグルがあるとなお楽しいですね。みなさん持参してました。
コグマ家も、こんな透明度見たことない!と大興奮。
波間を漂っているうちにあっという間に30分。『帰ってこーい』の声かけと汽笛で船まで戻ります。
みんなが必死で帰ってくる図です。笑
すーごいきれいでした!
第2のスイムポイント、ナヴァイオビーチ!
さきのスイムポイントでの疲れを癒しつつ、また1時間弱船内で過ごします。
次はいよいよ、ザキントス島最大の観光スポットであるナヴァイオビーチに差し掛かります。乗客のテンションもマックスです。
ひゃ〜〜!さっきのスイムポイントも相当きれいだったけど、こっちは砂浜の白も相まって、水色!ザ・絵の具の水色!!
こちらでは、1時間の自由時間でした!写真を撮ったり、泳いでみるには十分な時間です。
もう入浴剤?なんなの?絵の具かよ??というぐらいきれいな水色。なにこの色??信じられない景色でした。きれいすぎる‥!!
ナヴァイオビーチについては、ぜひ泳ぐのをおすすめします。
本当に感動します。とてもきれい。今までみたビーチの中でも群を抜いてきれいです。
ナヴァイオビーチは映画でしか見たことのなかったような、本当にきれいな水色のビーチでした。
行って良かった!
第3のスイムポイントでも泳ぐ!(ヘトヘト!)
ナヴァイオビーチの余韻に浸りながらさらに船内で1時間ほどすると、第3のスイムポイントへ。
この時点で、ナヴァイオビーチでテンションあがりまくったコグマ家、もうヘトヘト、そしてすでに満足感がすごい笑
が!せっかくなので、第3のスイムポイントも泳いできました!
こちらも本当に水がきれいでした。ビーチになっているところで船から下ろしてくれて、30分ほど泳ぐことができました。
おいおいきれいすぎるだろ〜〜〜〜!
コグマ家、この日はザキントスの海をお腹いっぱい楽しみました。
帰路につく
3つ目のスイムポイントが終わると、いよいよツアーも終盤。
甲板でのダンスタイムなんかも挟みつつ笑、船着場に帰ります。この時点で17時くらい。
そこからはバスで、朝と同じように各所周りながら宿まで送ってもらいました。
大変コスパのいいツアーだった
さて、今回参加したツアーですが、コグマ家としては大満足のツアーでした。
1日船できれいな海を連れ回してもらって、かつ3箇所の自力では行けない美しい海で泳がせてくれ(計2時間)、接客態度もよく、、と39ユーロにしては大変コスパがよかったなと思います。
大感動、大満足の1日でした。
まとめ・アテネからザキントス島へ足を伸ばして大満足の旅だった
アテネ観光のついで!とザキントス島まで足を伸ばしたコグマ家ですが、ザキントス島、中でもナヴァイオビーチは、本当に訪れて良かった場所の1つとなりました。思い出の地です。
チャンスのある方には、ぜひナヴァイオビーチで泳いでみてもらいたい。
そこには想像を絶する絶景ビーチが待っています。
コグマ家も、様々旅行のスケジュール案がある中で、ザキントス島を諦めなくてよかったな〜〜と思っています。
ちなみに、帰りは宿からタクシー(20ユーロ)で空港に行き、飛行機でギリシャ脱出しました。