コグマ夫婦のキャンプ雑記

アメリカキャンプ旅計画中。キャンプばかりの夫婦が日常、旅先のこと、好きなギアや好きなキャンプ場を語ります

【八丈島観光&キャンプ】島を楽しむコツを徹底解説


八丈島でのキャンプが大好きなコグマです。

今回は、八丈島での観光・キャンプについて徹底解説する記事を書きました。

島での観光はコツが必要なのと、八丈島に関しては多少不便もある島なので、参考にしていただけたら幸いです。

また、八丈島のキャンプ場底土野営場についても解説しています。楽しい八丈島旅行&キャンプを一緒に実現しましょう!

八丈島の観光スポット・アクティビティ

八丈島は、大変コンパクトな島で、海も山もあります。海でも山でもアクティビティができる環境になっています。贅沢!

海に入ればウミガメがいますし、島内には八丈島富士と呼ばれる立派な山もあります。お好きな方をどうぞ!笑

↑ウミガメとおよぐ泳ぐコグマ

また、島にはホテルの廃墟が複数あります。これがまたなかなかな迫力で、八丈島のドライブ中の楽しみの一つでもあります。

具体的な八丈島でできるアクティビティは以下の通り。

  • 各所で釣り
  • ドライブ
  • 海水浴
  • シュノーケル・ダイビング
  • 山登り(八丈富士)
  • 温泉巡り
  • 廃墟巡り(外から見るだけで楽しい)
  • 歴史スポット巡り
  • 底土野営場でキャンプ

もちろん雄大な海原を眼前にキャンプのみでも楽しいかと思います。

八丈島への交通手段

続いて八丈島の位置の確認。


本島に近い島から見ていくと、伊豆大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島8番目!これでなんとなくイメージがつくでしょうか。それにしても遠いな!笑

でも、ご安心ください。今や八丈島⇔羽田空港は飛行機で1時間です。以下で交通手段についてまとめます。

東海汽船のフェリー、八丈島行きを利用

八丈島へ行くオーソドックスな方法として、東海汽船のフェリーの利用があげられます。

  • フェリー到着は底土港。(キャンプのできる底土野営場まで徒歩5分
  • 船種→大型客船(楽しいw)
  • 運行日→毎日
  • 航路→東京(竹芝桟橋)~三宅島~御蔵島~八丈島
  • 行き→東京発22:30、八丈島着8:50
  • 帰り→八丈島発9:40、東京着19:50
  • 価格(参考)→4月だと大人1人8,150円~22,830円(客室のグレードで価格が違います

フェリーは飛行機より安いので、コグマ家の場合少なくとも往路便はフェリーを利用しています。(深夜便なので寝てる間に八丈島に着くのもイイネ!)

予約、乗船方法

事前に予約が必要ですインターネットや電話でできます。ハイシーズンはお早めに

  • 受付開始→乗船日2か月前同日0時
  • 受付期限→インターネットは乗船日時3日前(72時間前まで)、電話は出航時刻まで(ただし電話が繋がるのは9時~20時まで)

当日は、予約時の控えをもとに乗船券を引換えます30分前には竹芝桟橋にいた方が賢明ですね。

乗船券を受け取ったら、記帳台で乗船券右側乗船票に必要事項を記入します。←これ、乗船時も必要だけど下船時も必要なので失くさないように!(失くして手間がかかったことがあります汗)

荷物はあまりに大きいサイズだと有料になるのでうまく準備してくださいね。

我々は持ち込みきれない荷物については、事前に八丈島のクロネコヤマトさんで局留めしてます。(後ほど解説)

荷物について詳しくは東海汽船HPで確認ください>>>
東海汽船株式会社 | 伊豆諸島へ行く船旅・ツアー

船内で快適に過ごすためのコツ

大型客船なだけあって船内はきれいand広いです。

  • 船内レストラン利用もいいけど食料持ち込みの方が安上がり
  • シャワー利用の場合タオルを持っていこう(有料なので済ませて乗船するのがオススメ)
  • 結構な打率で波が荒れるので酔い止め必須
  • タコ足コードがあると共用寝室は便利(最大15名共用でコンセント2つ)
  • ハイシーズンは混むので、共用寝室ではなく個室利用も検討材料かも
  • 女性のみで共用寝室利用の場合予約時に伝えましょう(先方が配慮してくれるケースがある)

我々は毎回オフシーズンで行くので共用寝室も貸切状態だったりします。

ハイシーズン中、共用寝室が満員の場合を想像すると、家族連れや女性はちょっとキツイかもなーという印象です。

その場合、値段は張りますが、個室も検討してください。

注意!就航率、着岸率について

船旅の場合は、東海汽船のHPで出発前に必ず運行状況を確認してください。

船旅は荒天の場合欠航のケースがままあります。

八丈島行きについてよほどの荒天でなければまあまあ出発します就航率は高いと思われます。

ただ、出発したのち、港に着岸できる確率である着岸率は8割と言われています。

そうです。船に乗れたからといって必ず八丈島に上陸できるとは限らないのです。(これはもう神のみぞ知る、です)

欠航、着岸しなかったらどうする?

船に乗船できたけど、着岸できなかった場合どうなるか?

往路と同じ時間をかけ、そのまま竹芝桟橋まで戻ります(ががーん)。もうあきらめるしかありません。

復路については、東京から八丈島へ向かった船が着岸できなければ欠航となります。つまりこちらも打率8割ですね。

船に乗ってないうちに欠航が判明した場合その場で飛行機を検討するという方法もあります。

往路の場合は羽田空港へ移動し可能な限り早い便で八丈島に行くとか。

コグマ家は復路便が欠航したことがあります。翌日仕事だぜ!やべー!
当日朝船が欠航とわかった時点で9時の飛行機をネットで予約し飛行機で帰りました。ただこの方法は、飛行機に空席があるのが必須ですし、空港まで車がないと厳しいです(野営場から空港までは徒歩30分で、この時はキャンプ場で知り合ったおっちゃんに助けてもらったのです…)。

そう考えると船旅の場合旅程に余裕をもつ必要があります。

また着岸できるかどうかのリスクがいやであれば飛行機が賢明でしょうね。(飛行機の方が打率はいいです

飛行機を利用

八丈島⇔羽田空港間で一日3本就航しています。

  • 所要時間1時間
  • 往路→羽田空港7:30発、12:15発、15:55発
  • 復路→八丈島9:00発、14:00発、17:20発
  • 空港⇔底土野営場は車5分、徒歩30分
  • 1人2万円弱(時期による)

フェリー利用に比べ価格と底土野営場までのアクセスに難有りですが、就航率や所要時間を考えると捨てきれません。

コグマ家は所要時間の短さから、復路は飛行機利用が多いです。

ただ、復路利用の場合は空港までの足を検討しておいたほうがいいですね。底土野営場から歩くとすると30分かかるので。

レンタカーがあるとより楽しめる

キャンプ場の利用のみであれば極論車はなくても楽しめるのですが、やはり八丈島を観光するにあたってはレンタカーがあったほうが便利です。

レンタカー手配のメリットは以下です。

  • 充電ができる(大事です!)
  • 荷物が多くても移動しやすい
  • 観光の選択肢が広がる
  • 島内温泉を全て巡れる
  • 買い出しに行ける
  • グルメスポットに行ける
  • 飛行機利用がしやすい(空港まで送り迎えあり)

まず八丈島は横切るだけであれば車で16分です。島内一周も車で二時間あれば余裕です。せっかくであれば車を活用し観光地を堪能されるのをオススメします。

またコグマ家が島キャンプをする際かなり重要視しているのが、車があれば電源を確保できる点です。

慣れない島でキャンプを楽しむにあたってはスマホ等端末は必要かと思います。車のシガーソケットで充電確保できるのでこれも安心材料になります。

また、キャンプ時やその他の買い出しについても徒歩は厳しいです。大きなスーパーが2ヶ所ありますが、船到着の底土港から徒歩30分以上かかります。手配しておいたほうが無難でしょう。

持ち込みきれない荷物について

キャンプ利用の場合、荷物が多くなりがちで船・飛行機に持ち込めないケースもあるかと思います。

コグマ家は島でシュノーケルもするので、毎度ウェットスーツ持参したりして、荷物が大変なことになります。

もちろん船・飛行機ともに持ち込みには制限がありますから、確認が必要です。

コグマ家は持ち込みきれない荷物に関しては八丈島のヤマト運輸で局留め利用しています。

ヤマト運輸で局留めする

八丈島にはヤマト運輸の宅急便センターがあります。

事前に荷物を送って局留めしてもらい、島に着いたら受け取りに行くもキャンパーとしては選択肢です。

注意!

局留めについてはあまり利用したことのない方が多いと思うので解説しておきます。

  • 荷物も船旅なので早めに送ること
  • 受け取りに行くのに車があった方がいい
  • ヤマト運輸もサイズの上限がある
  • お金がかかる

船が欠航していた場合荷物の到着が遅れるケースがあります。早めに送りましょう。

また、車があった方がラクです。ヤマト運輸八丈島宅急便センターから底土野営場へは徒歩で10分です。まぁ徒歩でも不可能ではないか。笑

天候について

日本のハワイとも呼ばれ、温暖な気候の八丈島1月でも天気さえよければパーカーで楽しめます。

ただ、天気については曇天からの雨&風がアベレージだと思っておいた方がいいです。(島民談)そして時々晴れ、お天気雨。

我々はよく冬にキャンプをしに行きますが、5割雨、5割晴れって感じですかね。冬は雨だとさすがに寒いので防寒対策も。

そんな天候のおかげで虹がめちゃめちゃ出ます

お世話になるお店一覧

どれも『下記名称+八丈島』で検索すればGoogleマップで出てきます。

スーパーマーケット

  • スーパーあさぬま
  • 八丈ストア

どちらも便利なスーパーマーケットです。おかげで物資面で不便することはそうそうありません

温泉

  • みはらしの湯
  • 洞輪沢温泉
  • やすらぎの湯
  • ふれあいの湯

個人的には立地が良くて、ふれあいの湯を多く利用してます。

グルメ

  • 一休庵(明日葉うどん有名だけどカツカレーが絶品)
  • 居酒屋まっちゃん飲むならここ!)
  • 梁山泊というお店のとなりで仕込んでるお魚の刺身が美味しい(店の名前がわからない、すみません)

コインランドリー

ついこの間八丈島にもコインランドリーができました!助かる~~~

  • コインランドリー島の駅店

電子しまぽ(しまぽ通貨)の活用

こちら、キャンプ利用のみでなく宿泊施設も検討の人に朗報です。

島内該当店舗・宿泊施設を利用の場合に使える、電子通貨です。

1セット10,000円分のしまぽ通貨7,000円で購入できる(3,000円お得!)

※該当の店舗、宿泊施設でしか使えないので注意!

コグマ家はいつも一泊宿に泊まります。二人で宿泊料3万だと仮定した場合に、しまぽ通貨を活用すると、21,000円の自己負担で済むわけです。9,000円もお得ー!!

詳しくは公式HPで。>>>
東京諸島へお得に行こう!電子しまぽ(しまぽ通貨)ホームページ

※しまぽ通貨、取り扱いが通年ではなく、毎年若干中身が変わります。ご注意を。
※1セット10,000円のしまぽ通貨のうち、宿泊に利用しなければならない金額が決まっていたり利用に制約があるのでご確認ください。

八丈島の代表的なキャンプ場は2つ!

島でキャンプって憧れませんか?

八丈島のキャンプ場と言えば『底土野営場』と『八丈プラザ公園キャンプ場』の2つです。

どちらもなんと利用料無料!それでいて、きれいなキャンプ場になっているので、キャンプ好きはしないともったいないです。

詳しくは『【八丈島キャンプ】底土野営場と八丈プラザ公園キャンプ場、どちらで泊まる?比較してみました - コグマ夫婦のキャンプ雑記』の記事にまとめてますので参考にしてください。

また、実際にコグマ家が冬の底土野営場に泊まった時の記事はこちら>>>八丈島で冬キャンプ!釣りもできちゃう!底土野営場 - コグマ夫婦のキャンプ雑記

まとめ

以上の知識があれば滞りなく八丈島を楽しめるかと思います。

島の観光ということですが、事前情報があればかなり効率的に観光できると思います。

海も山も、と欲張りな八丈島を、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。