コグマ夫婦のキャンプ雑記

アメリカキャンプ旅計画中。キャンプばかりの夫婦が日常、旅先のこと、好きなギアや好きなキャンプ場を語ります

長期で海外へ行く場合の必要なお金、手続き、準備は?実体験レビュー


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アメリカでの長期滞在を目指すキャンパー夫婦コグマです。(アメリカで存分にキャンプがしたい!!)

もちろん長期滞在は気軽にできることではなくて、それなりの準備が必要です。(数ヶ月は見てほしい

やること、判断しなきゃいけないことが結構あります。

この記事では、我々夫婦の実体験を踏まえて海外長期滞在に向けての準備段階をまとめました。

(以下、随時更新します。)

まずは家族の同意を得るために、下調べをしよう

海外に長期で滞在することについて、みなさんは家族の同意は得ていますか?

まだの人は、ぜひ同意を得てください。

ご両親、奥様、旦那様、お子様含めしっかり話し合いが必要です。

そもそもなぜ家族の同意が必要か?

なぜなら、もし万が一海外で不測の事態に遭遇したとき、日本にいる家族が大変な思いをするケースがあるからです。

正直、住み慣れた日本とは違って、海外で予想もできなかった事態に陥る可能性は十分あります。

そんな時に、頼れる理解者を作っておくのはとても大事です。

いつでも連絡を取れるようにしておきましょう。

どうやって理解してもらう?

海外に長期滞在をするにあたっては、さまざまな目的があると思います。

仕事の都合、留学、ワーホリ、観光、なんでもいいですが、キチンと段取りをすることで説得力が増します。

コグマ家の場合は相方がノープラン、口だけで考えなしだったため、大げんかになりました。ノープラン良くない。

周囲の人間が心配しすぎて疲れてしまうなんて、それだと誰も応援してくれません

できれば周りにいい影響を与えられる長期滞在者でありたいものです。

お金はどうする?仕事は?手続きは?

段取りすべき事項はいっぱいあり、周りが心配する懸念事項もいっぱいあります。

周りの心配我々を思ってこその心配ですので、『うるさいなぁ』と無下に扱わず、いただいた忠告については、ありがたく受け入れ、しっかり検討しましょう

検討すべき事項はすべて以下でまとめますので、まずはご自身が納得できるように準備して、ご家族に伝えてください。

お金がなくちゃ始まらない

どこの国に行く、どのくらい滞在する、何をする、で予算は全然変わりますが、お金は貯めておいてください。笑

仕事で行く方は会社からの補助があるのである程度ラクかもしれません。

また、自己都合で長期滞在をする場合も、ワーホリビザの適用がある国であれば、いざお金が足りなくなれば海外で働けるので活用できますね。

ただアメリカのように、ワーホリビザの適用がなく、自己都合の場合観光ビザでしか滞在できない国もあります。(がーん)

つまりは、いざとなっても現地で働けないため、お金については日本にいるうちにしっかりと準備が必要です。

あわせて読みたい

各種ビザについてはこちらの記事をどうぞ>>>
ワーキングホリデーの協定国は?アメリカ長期旅行に必要なビザ解説 - コグマ夫婦のキャンプ雑記

結局どのビザで滞在するかによって、お金のかかりかたも変わります。

が、今回無収入無補助で行く、コグマ家の場合の現時点でかかっている費用をまとめました。(随時更新)

観光ビザでアメリカ3ヶ月滞在を想定(1人分)
* 航空券往復→15
* 海外渡航者予防接種→6
* 健康保険→3万弱/月
* 住民税→1.5万円/月
* 国民年金→2万弱/月
* 日本での引っ越し代(業者に頼まない)→4
* レンタカー(大きめの車)3ヶ月分→18

2人で共用の費用は÷2してます。(レンタカー、引っ越し費用等)
※コグマ家は海外滞在中の毎月の家賃がもったいないので、家の荷物(家具等)を身内の空き家(家賃不要)に引っ越ししてます。

現状かかってるだけでもこれだけあります。単純にコグマ家は2人なのでこの倍かかってます。笑

まだまだこの他にも住民税の請求、現地での観光費、滞在費、食費、ガソリン代等々、、考えはじめたら頭がいたい。笑

ていうか税金や毎月の年金・健康保険が結構キツイな~という感じ。

ちなみに、海外に行かず日本にいたら本来享受できるはずだった収入が、2人で数百万円あるなぁ、、完全な機会損失ですね笑

これが現実なので冷静に受け止めましょう。

そんなにお金がかかるのに行くべき?

まぁ、これには賛否両論あります。 目上の方、同年代、後輩に報告して、賛否両論ありましたが、コグマ家の場合は賛成意見の方が多かったですね。

  • 今しかできないよ!
  • 価値観変わる
  • 価値観を変えるなら、老後ではなく今行くべき
  • 行けるチャンスがあるなら行くべき
  • 帰ってきてから大変かもしれないが、結局なんとかなる
  • ただ、お金の段取りだけはしっかりしろ

相談相手としてはやはり年上の方に相談することが多かったのですが、みなさん背中を押してくれました。

もちろん自己責任大前提ですが、先人たちの意見によるとやはり得られるものも大きそうです。

あとは仕事柄、接客業で日々お客様と雑談をするコグマは、いろいろなお客様を見てきました

  • 老後で時間とお金はあるけど、一緒にチャレンジできる人がいない
  • 若くして亡くなってしまう

健康、時間、お金、同じ価値観の人が近くにいる、という全てが揃うタイミングってそうそう無いんだなというのが実感としてありました。

コグマ家はこれをきっかけに行動することを決意しました。

これを読んでくれてる方、試しにコグマ家が海外長期滞在がどんなものか経験してくるので、報告を楽しみにしててください。笑

どうやってお金を貯める??

正直、ぼんやり海外に長期で行ってみたいな〜〜という思いが少しでもあれば、今から貯金を頑張って欲しいです。

貯金が多くあればあるほど、実現できることは増え、制約が減るからです。

本当に海外長期滞在を実現させるかどうかは別にして、とにかく行くかもしれないのであれば早めに貯金に着手しましょう。

そうは言っても、毎月の収入は一朝一夕で大きく変えられません

現状のままでは貯金等が難しい人もいるかと思います。

コグマ家の場合は日々の節約の他に、以下を実施しました。

* 毎月の固定費を見直す
* 副業する
* 積み立てで資産運用する

貯金というのは一朝一夕で積み上げることはできません

上記は、なるべく長い目で見て、多少でも多く貯金するための手段です。

会社を休職、退職状態の時に、1万円でも2万円でも多く貯金ができてれば、後々大いに役立ちます。

一般的に貯金をしたい!と思った時、"今より生活を切り詰める"を考えがちですが、時間的猶予があるなら固定費見直し・副業・資産運用も検討してみましょう。

あわせて読みたい

コグマ家の実践レビューはこちら>>>
世の中の貯金の方法をいくつか試してみた(記事準備中)

会社はどうする?

現在社会人の方は、海外での長期滞在へ向け、現在お勤めの会社についても検討しなければならないかと思います。

休職するのか?退職するのか?それとも海外に行きながら享受できる収入源を探す?

選択肢はありますので一つずつ見ていきましょう。

休職を検討する?

休職のメリット

  • 復職先をキープできる
  • 健康保険、国民年金引き続き会社が半分負担してくれる。

休職のデメリット

  • 期限があるケースが多い
  • 会社側の条件がつく可能性がある

メリットデメリットありますが、可能であれば休職扱いで行くにこしたことないと思います。

帰ってきた時にすぐに働ける先があるのは大きな安心材料になります。

ただ、一言に休職といっても、休職扱いをしてくれるかどうかは会社判断になります。

まずは会社と相談ということになりますね。

※会社側の社員への休職扱いのリスクとして、労働者への給料支払いは発生しないかもしれませんが、休職中も労使折半(会社が半分負担)で健康保険、年金を支払う必要があるため、社員を休職させてる間も会社に費用が発生します。

また、労使折半で払い続けたものの、社員が復職しないリスクもあります。

以上の理由より、労働者側の一方的な要求での休職希望会社から快諾されるわけではありません

よく話し合いましょう。

退職を検討する?

思い切って退職をしますか?

休職が難しい場合は、退職を検討という形になるかもしれませんね。

ただ、退職のタイミングについてはよく検討してからにしましょう。

退職のメリット

  • 基本制約がない。自由。(自己責任

退職のデメリット

  • 転職先で、もとの給与条件には戻れないかもしれない
  • 帰国後就活が必要
  • 年金、健康保険の支払いが満額発生(負担してくれる会社を退職するため)

退職後はお金がガンガンかかります。

退職後のお金の出方についてしっかりイメージを持って、最低限の貯蓄をしてから、検討してください。

海外に長期滞在をした後、日本に帰ってきて今と同じ条件ですんなり就職できるか?

ケースバイケースですが、海外長期滞在を必ずしもプラスに評価してくれるとも限りません。

あまり安易に現職を捨てすぎないように。

正直、継続して正社員で働くことほど有利な働き方はそうそうありません。笑

休職できず退職となる場合、なるだけ正社員のうちに貯蓄して、帰国後の生活費についても余裕を持って準備しておきましょう。

会社員以外の収入源を作っておく

休職・退職の判断の前に、できれば在職中から会社員以外での収入源を作っておく、というのが一番の理想ですね。

副業にしろ投資にしろ、簡単ではないですが一度基盤さえできてしまえば、海外にいながら獲得できる安定した収入源となるかもしれません。

当たり前ですが、頼りにできるくらいの副収入を作り上げるには努力・時間・工夫が必要で、これも一朝一夕では本当に難しいことですが、出発まで時間があるようであれば無理ない範囲でトライしておく価値はあるかと思います。

月1万円でも収入があると全然違いますからね。

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どこの国にどれくらいの期間滞在するか調べる

お金の段取りを付けていく決意ができたら、行きたい国を検討しましょう。

自己都合でその国に行くために調べなくてはならないのが、必要なビザです。

国によって、ワーホリビザ対応なのか、非対応なのか。

非対応の場合、観光ビザどのくらい滞在できるのか。

一般的にワーホリビザ滞在可能期間が長く、現地で働くことが可能です。

ワーホリビザか、観光ビザかで滞在予定期間出費や準備も大きく変わります。

まずはどのビザでどの国へ行くか、ざっくり決めてから目標の予算を作りましょう。

海外長期滞在中、家をどうするか?

家を購入済みで、ローン支払い中の場合は、海外滞在中についても継続して払うしかなさそうですね。

もし賃貸の場合は長期で不在にするにあたって選択肢がいくつかあります。

* 賃貸継続(海外滞在中も毎月家賃を支払う)
* 毎月支払いの少ない賃貸契約物件へ引っ越す
* 実家に荷物を置いて家賃支払いを浮かす
* (レンタルスペースも併用?)

コグマ家は、身内で使ってない空き家に大方のものを移動して毎月の家賃を浮かす算段です。

空き家がない場合は賃貸継続、安い家賃の部屋に引っ越しも検討材料でした。

コグマ家実家は荷物が置けないばかりに、結構悩みました。

注意!

賃貸契約の場合は、長期不在が不可な場合や条件付きとなるケースも多々あります。

必ず大家さんに事前に相談しておきましょう。

賃貸物件には、例えば全室給湯器の交換だったり、急な点検、対応が必要な場合があります。この時に、借主と連絡が取れないのでは大家さんが大いに困ります。

大家さんに黙ったまま海外へ長期で出発するのは絶対に辞めましょう。後々トラブルになります。

住民票抜くか?どうするか

実は長期で海外に行く場合は日本の住民票を抜くかどうかも選択肢になります。

ネットで調べた感じでは、一般的な目安として

海外滞在1年以上→住民票抜く
海外滞在3ヶ月以上1年未満→住民票を抜くことも検討
海外滞在3ヶ月以内→住民票そのまま

とされています。

住民票を抜くことのメリット

  • 住民税、年金、健康保険の支払い義務がなくなる

住民票を抜くまでの期間分の住民税の請求が後々くる可能性があります。(1月1日に住民票があるかないか等が関係してくるため、タイミングによる)

年金については任意で払うことも可能

住民票を抜くことのデメリット

  • 健康保険に加入できない(3割負担で済まなくなる)
  • 失業保険給付を受けられない
  • 帰国後の賃貸、携帯手続き等の住民票が必要な契約が難しくなる

支払い義務がなくなるのは金銭的にだいぶ有利ですが、いろいろ制約もあり、面倒ではあります。

個々人の置かれている状況で有利不利が変わりますので、判断までに十分に調べておきましょう。

海外旅行保険に加入しよう

住民票を抜く場合も、抜かない場合も、海外旅行中の病気・怪我に備えた保険は加入しておきましょう。

住民票を抜かず国民健康保険に加入状態の場合、毎月保険料を払うことで海外療養費補償という制度が活用できます。(海外治療も日本の補償額算定基準のもと、3割負担で済む)

ただこの算定基準が、日本で治療した場合の費用を基準にしているので、海外で払った現地費用に比べて大いに不足するケースもあります。

海外療養費補償制度に頼るだけでは心もとないので、ぜひ海外旅行保険で準備しましょう。

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実体験レビューはこちら>>>
海外旅行保険の検討(記事準備中)

予防接種を受けよう

海外長期滞在者向けへ、予防接種の推奨がされています。

日本とは違って、海外では様々な病気のリスクがあります。

海外生活の中で、出来る限り不慣れな現地病院にお世話になるのは避けたいですよね。

場合によっては医療費が高額になったり、最悪の場合死に至ってしまうケースも想定されます。

自己判断にはなりますが、検討する必要はあるかと思います。

国際免許の取得

現地でレンタカーをして運転をする予定がある場合、国際免許を取得しておく必要があるかもしれません。

詳しくは、以下の記事にまとめています。日本の免許さえあれば、簡単に取得できます。

郵便物の転送手続き

長期不在の場合は、郵便物を実家等で受け取ってもらえるように手続きをしておきましょう。

通常、転送が始まるのにネットから手続きしても1週間程度はかかるので、早めにネットから手続きしておきましょう。

インターネットから手軽に申し込みできます。>>>
転居・転送サービス - 日本郵便

海外で スマホ、パソコンをどう利用する?

海外で、PCとまでは言わなくとも、少なくともスマホが使えないと困ってしまいます。

スマホやPCが使える状態にするにあたっては以下の方法があります。

* Wi-Fiルーターのレンタル
* スマホ契約各会社の海外通信プラン
* SIMカードの活用

費用がかかる順に並べると、

各会社の通信プランWi-FiルーターのレンタルSIMカードの活用

となります。

費用、利便性を考えたときには、Wi-Fiルーターのレンタルか、SIMカードの活用が選択肢として有力かと思います。

あわせて読みたい

詳しくはこちらにまとめていきます>>>
海外長期滞在におけるスマホ、パソコンの必要手続き(記事準備中)

まとめ

ざっと準備段階についてはこれくらいでしょうか。

あわせて航空券の手配や、現地でのスケジュールなんかも検討せねば…忙しい笑!

やることが多く、ここまで読んで疲れてしまってないか心配ですが。笑

コグマ家も今から順次手続きしていき、少しずつ参照記事も充実させていく予定です。

共に頑張りましょう!

キツキツのスケジュールで準備しようとすると大変なので、余裕を持って準備していきたいですね。