コグマ夫婦のキャンプ雑記

アメリカキャンプ旅計画中。キャンプばかりの夫婦が日常、旅先のこと、好きなギアや好きなキャンプ場を語ります

【トランジット上海観光】ビザはいる?長期旅のスタートはトランジット上海!


 

こんにちは、7ヶ月もの間海外キャンプ旅に行ってきましたコグマ家です。

その間、海外で毎日どんなふうに過ごしていたか、記事にして書いていきたいと思います。

海外旅に向け約2年コツコツ準備をしてきたコグマ家の、念願の旅立ちの日!

まずはアメリカに向かうのにトランジットで上海へ行きました。

観光もしてきた中で、『やっぱり中国はなんだかんだすごい‥!』というのをひしひしと感じて、上海を経由する形にして本当によかったなーと思いました。

そんな上海でのトランジットの観光のコツ・コグマ家の観光ルートをまとめました。

アメリカに行くのに上海(浦東国際空港)でトランジット!

まず、目的地アメリカに行くのに日本海を越えて上海にやってきました我々。

そうです、太平洋ではなく、なぜか日本海を越えるという遠回りを致しております笑

もともと中国に行ってみたい気持ちがあったから、というのもありますが、敢えて遠回りした理由は、安かったから

直行便より安い

あえて中国でトランジットした理由は、『直行便より安い』、これにつきます。

中国でトランジットすれば片道2人・10万円ちょっとでアメリカへ行けるのだ!←この時はそうでした。やすい!

なんてったって、我々にはお金はないが、時間はある!(謎に胸をはってみる)

トランジットの間に中国・上海の観光ができるし、我々の最大の目的地であるアメリカに踏み入れる前に、アジアで予行練習をしておきたかったのも少しありました。

なんたって半年以上の気まま海外旅を目論んでおきながら、コグマ夫は今回が初海外なのだから!(随分と思い切ったな w)

トランジットの間に上海観光!コツをまとめます

トランジットのいいところは、目的地に行くまでの間にもうひとつの国を観光できちゃうところですね!お得感!笑

その分ハードスケジュールなケースも多いですが、お得感に加え航空券が安く手に入りやすいという意味では、トランジットは検討の余地あり!です。

今回のコグマ家は、アメリカに行く前に中国・上海にて約15時間トランジットというスケジュール。

深夜1時過ぎに羽田空港を離陸し、朝5時に上海浦東国際空港につく。観光に出て、20時に上海浦東国際空港発の飛行機に乗るスケジュール。まぁまぁハード、だなあ。笑

しかし、せっかく中国に行くんだもの!体力的にしんどいとは言え、観光に繰り出すのは譲れませんでした。

では、コグマ家が実際に行ってみてわかった上海トランジットのコツを、以下でまとめていきます。

中国のネット環境に注意!下調べをしておこう

まず事前に注意しておかなければならないのは、中国国内のネット環境

GoogleやYahoo!はもちろん、LINE等のSNSが使えません

Googleマップも使えないから道を検索できないし、LINEもろもろSNSが使えないので友達と連絡も取れない

つまり、日本を出る前に現地で困らない程度の下調べはしておく必要があります。

コグマ家は、飛行機を降りてからの手順を全て紙に印刷して持っていきましたね。笑

いつの時代?笑

中国にフリーWi-Fiはないの?

しかし時代も時代ですから、中国とは言えフリーWi-Fiくらい使えるでしょ?とお考えになる方もいるかもしれません。

たしかに海外では一般的ですよね。現地のフリーWi-Fiを使うというのは。

しかし中国はですね、海外で使える電話番号がないとフリーWi-Fiも使えないことが多いのです。困ったもんだ。

中国でネットを使うには?

それでは中国でネットを使うにはどうすれば良いのでしょう??

方法は具体的に以下3つがあげられます。

  • 海外ローミングの設定をして中国へ行く
  • SIMフリーのスマホであれば香港SIMを使う
  • 規制回避のWi-Fiルーターを手配する

上記の3つのポイントは、どれも中国のネット規制の対象外(日本と同様にネットが使える)ということです。

コグマ家の場合はトランジットのみの滞在だったので、上記には頼らずネット環境なしで観光をしました。

が、数日滞在する方や、現地でネットが使えないことが心配な方は、上記の3つのいずれかの手段で日本と同様にネットが使えるように準備しておくといいですね。

まぁ、一番手軽で安上がりなのは香港SIMの利用ですかね。

例えば以下のSIMカードなんかは、1000円程度で準備できます。

あるいは、観光本に頼るのも有効な手です。大方の情報は網羅してくれるはずです。

コグマ家は海外滞在中、電波のない圏外状態では『』の存在に大いに助けられました。汗

上海トランジット、ビザは必要?

上海をトランジット観光する時に、気になるのが入国時のビザについて。

結論を言うと、上海はトランジットの数時間のみの滞在のみであれば『ビザは不要』です。

厳密には、中国の場合、日本のパスポートであれば15日以内の滞在はビザ不要でできるようですね。

トランジットの荷物の受け取りはあるか?

あとは実際にトランジットをするまでに、トランジットの国で荷物の受け取りが必要かどうかを確認しておくこと、も大事です。

トランジットの際に、一度荷物を受け取る必要がある場合、その大きな荷物は観光に繰り出すのに邪魔になる可能性があります。

必要であればロッカーや、荷物預けを利用することになるので、事前に調べておきましょう。

到着後は入国審査を受けて観光へ

浦東国際空港に着いたら、乗り継ぎを意味する『transfer』ではなく到着を意味する『arrival』の看板を探すようにしましょう!

誤って乗り継ぎ(transfer)の看板に従って進んでしまうと空港から出られなくなってしまいます。

必ず到着(arrival)の看板に沿って進み、入国審査を受けたら、いよいよ上海市内へ移動しましょう。

浦東国際空港で荷物を預けたい場合

空港内で荷物を預けたい場合、上記の写真のような『行李寄存』の看板を探して預けるようにしましょう。

看板に沿って進めばいいので、すぐ見つかります。

両替を忘れずに!

あと、空港出発前に両替を忘れないようにしましょう。

上海の空港内での両替手数料は、高めの設定みたいなので注意ですね。

キャッシングができるのであれば空港のATMでキャッシングするのが一番割安かとは思いますが、短期旅行のためにキャッシングカードを準備するのもちょっと気が重いですよね。

(コグマ家は長期旅行なのでキャッシングカードを準備しましたが。)

ややこしいことが面倒な人は、日本にいるうちに両替しちゃうのも手ですね!

海外観光の原則として、念のための現金の用意は必須だと思うので、両替は忘れないようにしましょう!(大方クレジットカードを使えますが。)

上海観光、どれくらい両替すべきか?

どれくらい両替するべきか?は人によって違うので一概には言えません。

コグマ家は、トランジット観光用の両替時、かなり大目に見て1万円分しました。

以下、大体の中国の物価の目安です。

  • 上海市内へリニアで往復→80元(1280円)
  • 軽い食事→60元(960円)
  • 手荷物預かり→20元(320円)

2020年5月時点では1元16円なので、だいたいそれくらいと思って目安をつけて準備しておくといいでしょう。

上海観光、空港から一番早いのはリニア利用!

さて、いよいよ本題です。空港を出て上海市内へ繰り出しましょう!

その際、一番早い移動手段は『リニア(磁浮)』になります。

もちろん地下鉄、バス、タクシー等々ありますが、時間の制約のあるトランジット民としてはリニア一択でした。

リニアは、往復で切符を買うのがお得なので、事前に帰りの分も買っておきましょう。

リニアで市内まで出た後は、地下鉄と徒歩を駆使して街歩きをしてきました。

コグマ家はトランジットの上海観光に8時間程度時間を使える計算でしたので、何箇所か観光スポットに行ってまいりました。

以下でより詳細にご紹介します。

豫園でザ・中国を味わう

まず最初に目指したのは、『豫園』!

ザ・中国を味わうには手軽でおすすめです。美味しい小籠包屋さんもあるし!

空港からの行き方は以下。

  • リニアで終点『龍陽路駅』まで10分
  • 地下鉄2号線に乗り換え、『南京東路駅』まで30分強
  • 地下鉄10号線に乗り換え、『豫園』駅まで5分
  • 豫園駅から徒歩10分圏内で観光スポット『豫園商城』へ

駅名が漢字でわかるので、そんなに難しくないです。ご安心ください。

当日、豫園駅から観光スポット『豫園商城』を目指しましたコグマ家、駅から徒歩10分という近距離で迷いに迷う。笑

なんせ上海観光についてはネットの準備なしで行ったものですから、Googleマップが使えない中、印刷してきた地図をもとにうろうろ。

うろうろ彷徨ってる最中も、バイクが小道を走り回ってて『あーアジア!』って感じです。笑

古い商店街を抜け、生活感ある家々の間を抜け、公園でおじさまおばさまが体操してる間を抜け、、目的の豫園商城へやっとこ着きました。

豫園商城で中国に浸りつつ食べ歩き

豫園商城は、上記写真のような雰囲気抜群の建物で囲まれている観光スポットです。

飲食店も多く、食べ歩きをしながら中国感を手軽に味わえます。

コグマ家はお目当ての『南翔饅頭店』で小籠包を食します!

はい美味い。多分フライトの疲れ+駅からここまで彷徨ったのとかもあって余計美味しい!

アジアは飯がうまい!

上海中心部はエネルギッシュ!外灘で写真を撮ろう

存分に古き良きアジア感に浸ったあとは、『豫園商城』から近未来感とエネルギーに溢れる外灘方面へ行きましょう!歩いて!

豫園から歩いて10分もせずに、外灘と呼ばれる川沿いに出ることができます。

この川沿いの奇抜なビル群を眺めながら散歩するのがめちゃくちゃ楽しいのです。

対岸にはこんな、奇抜すぎる塔があるし。(時間が余ったので麓まで行きました笑)

かと思えば、ヨーロッパか?!と思うほどの重厚な建物群。

対岸も、こちらの岸も、枠にとらわれない圧倒的なエネルギーと富に溢れているのをひしひしと感じます。

日本じゃ、絶対こんな風にまちづくりしないよね。

なんだか、日本にはない、中国の『枠に囚われないさま』や『大胆な街づくりをよしとする圧倒的な富』には、なんだかんだやっぱり中国はすごい。と感動してしまいました。

コグマ家はこの旅で、中国に対する印象がいい方向に変わりましたね。

行ってよかった。

帰りは空港まで再度リニアで帰ろう!

そんなこんなで、コグマ家の上海観光はのんびりスケジュールでしたが、『豫園』と『外灘』でかなり美味しいとこ取りした感じ満載。満足度が高い。

そしていい疲労感。友達とも無事合流できてご飯を食べたし、よし帰ろう!

帰りは、外灘に行ったなら以下手順で帰るといいでしょう。

  • 外灘から程近い駅『南京東路』駅へ
  • 南京東路』駅から地下鉄2号線で『龍陽路』駅へ→約30分
  • 龍陽路』駅からリニアで空港へ→約10分

上海はリニアを使えば主要観光地までそこまで時間はかからないし、トランジットでもコンパクトに満足度の高い観光ができるのでオススメだな〜と思いました。

トイレについては覚悟を

ただ一点、同じアジアとは言え、上海ではなかなかストレスフルなトイレもあったのであった‥!笑

どうしても苦手な人は、大きな高層ビル群のショッピングセンターの中のトイレは比較的安心して利用できるクオリティです。

そこだけは、念のため覚悟しておくといいかと思います。

我々はそこまでのハズレは引きませんでしたが、ウェットティッシュやトイレットペーパーを念のためリュックに入れておくと安心感も倍ですね!

まとめ・エネルギッシュでパワフルな上海!一度肌で感じておいて損なし

さて、上海トランジット旅のコツをまとめましたがいかがでしたでしょうか。

上海は、トランジットでの観光でも十分楽しめることが実感できましたので、あえて安い航空券でトランジットしてよかったなあと思いました。

なかでも、外灘エリアから感じられる上海の富のエネルギーというか、パワフルな発想の街並みは一見の価値あり!です。

海外旅行に行くのに、少しでも航空券安くしたいなーとお考えの方や、やむなく上海トランジットのご予定の方!

ぜひ上海観光に繰り出してみては?

ではまた!

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