コグマ夫婦のキャンプ雑記

アメリカキャンプ旅計画中。キャンプばかりの夫婦が日常、旅先のこと、好きなギアや好きなキャンプ場を語ります

【すぐに働かない人向け】退職後の保険・住民税・年金の役所手続きレビュー


 

来月からアメリカに3ヶ月滞在してきます、予算次第ではその後も海外に滞在予定のコグマ夫婦です。

今回、コグマ嫁は海外渡航に伴い退職となりました。

渡航中、旅行がメインなので定職に就く予定はありません。日本での無職期間を1年に決めているので、ワーホリも予定していません

やっと、やーっと、退職後の役所関係の手続きに見通しが立ったので、結局コグマ家の場合はどういう判断をしたか?を記事にします。

すぐに働かない人向けの記事になっています。

また、やはり"早めに"手続きをすることで、役所もいろいろと融通を効かせてくれます

ぜひ、コグマ夫婦と同じように長期で海外渡航を目論んでいる方なんかは、早めに準備をしましょう。

退職後の主な役所手続きは3つ!

次の職が決まってない場合、必要な役所手続きは以下です。

  • 健康保険
  • 年金
  • 住民税

あるいは、まったく上記の支払いをしない選択もできます。

  • 住民票を抜く

ということですね。海外に長期で行く方なんかは選択肢になり得るのかもしれません。

コグマ家の判断も含めて、1つずつ解説していきます。

住民票を抜いてしまうという判断について

コグマ家としても検討しました、住民票を抜く市町村役場に言えば手続きできます

住民票を抜くと、保険、年金、住民税の支払い義務がなくなります。

例えば住民票を抜かない場合、コグマ嫁の場合は健康保険、年金、住民税で少なくとも1人年間60万の徴収は見ておく必要がありました。←前年度の収入、自治体によって差があります。(各役所に聞くと概算教えてくれます。)

いやー、無職なのに前年度の収入で計算されるからツライ。まじでツライ。笑

じゃあ住民票を抜けばいいのか!というとそんな単純な話でもなくて、いろいろ制約も多いんですよね。うむ。

住民票を抜くメリット

  • 健康保険、年金、住民税が義務でなくなる

住民票を抜くデメリット

  • 日本の医療機関での負担が10割になる
  • 障害者年金、遺族年金等をもらう権利がなくなる
  • 将来の年金額が減る
  • 諸契約ができなくなる(住所の証明が必要なもの)

いや、可能性の話なのですが、もし万が一のときに障害年金・遺族年金がもらえないの辛くないか?というのが一番のネックでした。

あとはちょこちょこ日本に帰ってきて医療機関かかるとき10割負担てちょっとな、、

あとは予期せぬ事態(そんなもの存在しないのかもしれませんがw)が起きた時に住民票がないと困るんじゃないだろうか、という一抹の不安が拭えず w

ということで、コグマ家は住民票は残す判断になりました。

つまりは、健康保険、年金、住民税の手続きが発生しますね。

健康保険について

いっちばん面倒でしたね w!

扶養に入るか、国民健康保険に入るか、任意継続するか。

国民健康保険については14日以内、任意継続については20日以内と定めがありますし、扶養に入るのを含めどの手続きをするにも保険証を早めに受けとらないと病院に行くにも行けず困るので、早めに郵送あるいは窓口で手続きが必要です。

コグマ嫁は職場から書類は届かないわ、各組合から急かされるわで結構大変でした。笑

ちなみに、失業保険をもらおうとすると扶養は選択肢から外れます。(=扶養に入ると失業手当はもらえない。

が、失業保険もらうにも月一回ハローワークに行かなければならない、求職活動が必要という点がコグマ嫁の場合スケジュール的に厳しいな!ということで諦めました。

そうなると夫の扶養に入るのが一番安上がり!とのことで申請手続を進めています。

ただ、扶養申請〜保険証を受け取るまで時間がかかります。(うちの会社の場合、退職時の必要書類を送ってくるのが遅すぎて時間がかかりました)

その間保険証がないのも困るので14日以内に国民健康保険の手続をし、保険証を即日もらいました。ありがたい!

国民健康保険の申請には

  • 健康保険資格喪失証明書

の提出が必要でした。

また、扶養に入るにあたっては、

  • 世帯全員の情報が載った住民票
  • 離職票

の提出が必要でした。コグマ嫁の会社は離職票の送付が遅くてな、とても大変だったんだぜ。在籍中に確認しておけばよかったぜ。

扶養に無事入れたら、国民健康保険脱退の手続きをします。これを、日本にいるうちにしなきゃいけないはず。

この、国民健康保険の脱退の手続きに関しては郵送でやりとりできるので、扶養の保険証が届き次第郵送し脱退手続きをします。

保険についてどの選択をするべきか、詳しい判断基準については上記記事でまとめてますのでご覧ください。

扶養に入れるまでの間は国民健康保険に加入した

コグマ嫁は結局旦那の保険の扶養に入るつもりなので、国民健康保険については扶養申請手続き完了までの一時期間のみの加入です。

支払いについては納付書で対応します。海外へ出てしまう前に受け取れた納付書に関しては支払ってから海外へ行きます。

国民健康保険については口座引き落としの設定にも1、2ヶ月はかかります。

口座引き落としの設定完了前扶養認定されて国民健康保険を脱退する予定なので、口座引き落としの設定はしませんでした。

万が一、海外へ出てしまったあと国民健康保険の納付書が届いた場合は、家族に代理で支払いをしてもらえるように、転送届を実家にするように郵便局へ出し、メインバンクの代理人カードを信頼できる身内に渡していくつもりです。

※役所に確認すると、どの書類も転送届けでちゃんと実家に送られるとのことでした。(=転送不要の扱いはないようです)

メインバンクの代理人カードを活用

コグマ家のメインバンクは、1つの口座に対してキャッシュカードを『本人用』『代理人用』と2枚作ってくれます。

海外へ長期で滞在する場合、身内と暗証番号を共有するのに抵抗がなければ万一の時家族に支払い等を代理でしてもらえるよう代理人カードを渡しておくと安心かもしれません。

不測の事態があると困りますからね。

ただ、銀行によって取り扱いに差はあると思うので確認してみてください。

年金について

退職をし、即転職とならない場合は、国民年金へ加入の手続きが必要になります。(こちらも14日以内

将来の年金制度へ不安があるようであれば払わないのもアリかもしれませんが、障害者年金や遺族年金をもらう権利がなくなることを考えると、コグマ家としてはやはり払い続けたいという判断になりました。

手続きに関しては市町村役場でも出来ますが、年金事務所に行った方が手続きの反映は早いです。なので、市町村役場ではなく年金事務所で手続きをされるのをおすすめします。

市町村役場は年金以外の事務の受付も多く、処理件数が多いため、処理に時間がかかる。)

年金事務所に行く際は、

  • 雇用保険資格喪失証明
  • 離職票

上記どちらかの持参で退職の旨確認が必要とのことでした。

コグマ嫁は離職票発行に若干時間がかかり雇用保険資格喪失証明は今から依頼しないと発行されず、、とスタートダッシュに遅れが‥!

しかし、無事に4月中に申請できました。

ただ、4月中旬での年金事務への訪問だと、口座振替が反映されるまで1、2ヶ月かかってしまうので、どうしても4月、5月分が納付書になってしまう可能性があるとのこと。

コグマ家は、出国後納付書が届いて家族に代理で納付してもらう事態はなるべく避けたい‥!納付書が届くなら出国までに届けて欲しい‥!ということで素直に相談してみました。

口座振替が反映されるタイミングが断言できない(銀行が間に入ったりするため)ので、そうなると納付書での支払いがいつまでかはここで断言はできない。

もし前納の形で良ければ、4月分も含めた納付書を一週間で自宅に送ることができ、前納さえしてしまえばそれ以降(前納期間分は)支払いが発生しないので、結局通年で払うつもりなら前納もアリなのでは?』と提案を受けました。

コグマ嫁は前納を使い、1年分払っちゃうことにしました。

これで海外滞在中、年金の支払いに関して家族に迷惑はかかりません。

手続きは年金事務所へ行くのがベター

前述もしましたが、コグマ家のように海外長期滞在を控えていたり等、事情がある場合には、市役所ではなく年金事務所での手続きをおすすめします。

年金事務所であれば、コグマ家のように納付書を急いで届けてくれる、その場で作成してくれる等の対応をある程度取ってくれる可能性があります。

素直に相談してみましょう。

住民税について

住民税については、該当年の分は6月から徴収が始まります。

在職中は会社が天引きしてくれていますが、退職以降の分は自分で払っていくことになります。

では3月末で退職した場合4月以降の分についてどうすればいいか?市役所に相談しました。

3月末退職、6月以降の分

まず、今年度分は6月から徴収期間となるが、6月以降の分は4月中早めに口座引き落としの設定をすれば納付書は発生せず口座振替の対応が間に合うとのことでした。

ということで、速攻で銀行に提出これで6月以降の分は口座から自動で引き落としされます。安心ですね。

3月末退職、4月・5月分

今年度分が6月から、とのことですが、前年度分として4月、5月分も住民税の支払いが必要です。

前年度分は、退職前に給料から天引きするよう役所としては会社に言っている』とのことです。

そして、コグマ嫁の会社では、4月給料で退職後の4月、5月の本来徴収されるべき住民税2ヶ月分が、天引きされていました。

つまり、住民税についても退職後の4月、5月分は払い済み、6月以降は口座振替間に合うということで準備オッケー!ということですね。これで納付書が発生することはなさそうです。

まとめ

うむ、こんな感じで準備をしているわけですが、慣れない役所手続きですから、漏れている事項とか普通にありそうで怖いですねw

もし、やり忘れて出国してしまった事案があれば今後ご報告します。笑

でもとりあえず、思い当たる面倒な役所手続きについてひと段落しました。

みなさまの参考になれば幸いです。

さて〜〜!今後はいよいよ持ち物等具体的準備に取り掛かります!