こんにちは!先日、台湾人の友人と台湾でキャンプしてきましたコグマ家です。
日本からもLCC等でかなり気軽に訪問ができ、観光も楽しみやすい台湾。
実は台湾でもキャンプをする人口が多いのはご存知ですか?
今回の台湾キャンプを経て、台湾は気軽に海外キャンプがしやすい国の1つだと思いました。
『海外で観光ついでにキャンプもしちゃおうかな!』というアグレッシブキャンパーに向けて、『台湾のキャンプ事情』をまとめました。
キャンプisボーダレスですからね。笑
台湾の気候について
まず、キャンプをするにあたっての基本!台湾の気候を攻略しましょう。
湿気が多く暑い!タープ必須
台湾の気候の特徴として、わかりやすく日本と比較すると『湿気が多い』『日本より暑い場合が多い』『日差しが強い』を想定して行った方がいいです。
例えばコグマ家が実際に台湾でキャンプをした11月は、日中は半袖で過ごせるほどの陽気。(場所によっては汗をかくうだるような暑さの場所も)
さらに、日本より日差しが強いので、台湾でキャンプをする場合はタープが必須です。
また、日本より暑いことが多いので、キャンプの際はなるべく平地は避け、山あいの標高の高いキャンプ場に行くのがメジャーです。(台湾の多くのキャンプ場が山あいにあります)
失敗談・メッシュ×フライでテントが露だらけ
コグマ家は台湾でのキャンプについて、『多分暑いだろうな』と想定して『メッシュ部分の多いテント』を持参しました。
山あいでのキャンプで夜は涼しいため、フライを掛けたのですが、『湿気が多く日中との温度差があった』ため、フライの中が露だらけに。
くしくもインナーにメッシュ部分が多かったため、その露がテント内に侵入してくる事態に陥りました。
おかげで、テントの中で広げておいたシュラフ(寝袋)が露で濡れてしまう事態に。泣
台湾でのキャンプの際は、暑いが湿気も多く、山あいは朝夜の寒暖差も大きいため露が発生しやすい点に注意です。
台湾のキャンプ場について
では、台湾のキャンプ場事情についてはどうでしょうか。
実は台湾のキャンプ場についても、キャンプをする際に知っておきたい特徴があります。
全てのキャンプ場がそうというわけではないですが、現地在住の友人から聞いた情報も交えて、台湾の一般的なキャンプ場事情をまとめてみました。
暑いので山あいのキャンプ場が多い
先述した台湾の気候の『湿気の多さ』『年間通して日本より暑い』『日差しが強い』という特徴のために、台湾のキャンプ場は標高の高い山あいにあることが多いです。
山あいにあるため、『キャンプ場の敷地』についてはこじんまりしたキャンプ場が多いのだとか。
つまり、台湾の人は日本のように平地のだだっ広い敷地でキャンプすることが少ないんですね。平地は暑いので。
台湾在住の友人は、日本の『ふもとっぱら』を訪れた際その敷地の広さに感動したと言います。
山あいにキャンプ場が多いので車があった方がいい
山あいにキャンプ場が多いために、台湾でキャンプをする際は『車』で行くのが一般的です。
もし日本からキャンプをしに行く場合は、気候の面も考え、レンタカーを借りて山あいのキャンプ場でキャンプをするのがベターでしょう。
高規格なキャンプ場が多い
また、台湾のキャンプ場は各サイトに『流し台』があったり、『トイレ・シャワー』や『Wi-Fi』が充実しているキャンプ場が多いそう。
実際にコグマ家が泊まったキャンプ場も、各サイトに『流し台』がありましたし、『トイレ・シャワー』もかなりの数完備されていました。それでいてキレイ。
芝生までキレイですし、山あいなのに電波も入り、コグマ嫁は感動したものです。台湾のキャンプ場、ストレスフリー!
もちろんキャンプ場によって差はあれど、現地民によれば台湾のキャンプ場は『整っているところが多い』、『むしろ整いすぎていてちょっと。笑』というキャンプ場が多いようです。
我が友人はキャンプ場に何個も流し台が整ってしまっているのが『景観を損なっていて好きではない』と言っていました。なるほどね。笑
こういった高規格なサイトに関して、コグマ嫁は大喜びでした。好みが分かれるところでしょう。
焚火はあまりしない台湾人!焚火したければ要確認
あと、コグマ家が驚いたのは、『台湾の人は焚火をあまりしない』ということ。
実際に我々が台湾で焚火をしていると、『どうやってやるの?』と台湾の方が話しかけてきたりしました。笑
台湾には焚火を愛でる文化がまだまだ浸透していないようです。へえ、おもしろーい。
台湾自体が比較的『暑い』ために、焚火の必要性が低いのかもしれません。
故に、キャンプ場を利用する際は念のため『焚火が可能かどうか』を事前にキャンプ場に確認した方がいいでしょう。
台湾キャンパーは焚火をするケースが少ないので、中には芝生保護のために焚火を許可していないキャンプ場もあるようです。
もちろん焚火オッケー!のキャンプ場も多くありますので、ご安心ください。
台湾の治安について
あとは、台湾の治安についてもキャンプをするにあたって理解しておくべきでしょう。
台湾の治安は比較的いいです。
また、キャンプ場での治安となるとさらに良いようです。
台湾では、キャンプをするには『車』が必要になるケースが多く、『車』を所有できている時点で台湾の中でも民度が高いみたいですね。
もちろん最低限の防犯対策はすべきです。ただ、過剰に怖がる必要も無さそうです。
コグマ家がキャンプをした際も、もちろんたくさんの人がキャンプをしていましたが、特に不信感や不安を感じることなく、ストレスフリーでキャンプができました。
台湾の買い物事情
あとはキャンプの際必須の買い出しについて。
台湾のスーパーはものすごく利用しやすいです。日本と似ています、ご安心ください。
食べるもの・量も似ていますし、なんなら日本の商品も多いです。
台湾のキャンプ場をいくつかご紹介
さて、ここで台湾のキャンプ場をいくつかご紹介します。
怡然自德露營區
まずは今回コグマ家が泊まったキャンプ場をば。
『露營區』とは中国語で『キャンプ場』という意味で、台北から車で2時間半ほどの位置にある『新竹』のキャンプ場です。
相当な山あいにありますが、平地が暑くともここは比較的涼しい!(車必須です)
かなりの数の流し台が常設され、きれいなトイレにシャワーもある高規格サイトです。芝生もきれいで気持ちがいい。
また、キャンプ場からは太陽が照らす山肌に緑が映えて景色がとてもきれいですし、空気も澄んでいて星がすごい。
コグマ家が訪れた日も、結構な組数の人がキャンプをしてました。
入り口のかなりの登り坂にびっくりするかもしれませんが笑、車で登れるのでご安心を。
登った先にはきれいな芝生のキャンプ場と、山の素敵な景色が待ってます。
入り口のオーナーにお金を払うタイプです。
グーグルマップで『313 台湾 Hsinchu County, Jianshi Township, 梅花村 怡然自德露營區』をコピペして検索してみてください。
『怡然自德露營區』周辺観光
『怡然自德露營區』含む、新竹市のキャンプ場を訪れる際は、その手前に『內灣老街』という観光地があるのでぜひ時間を作って寄ってみてください。
様々屋台が出ている昔ながらの街並みなのですが、土日は観光客で大変賑わいます。
コグマ家のおすすめは『阿珠客家雷茶』というお店。
このお店の『雷茶』がめちゃくちゃうまい。
きな粉ラテみたいな感じ。ぜひお試しあれ。
台北にもあるよ!華中露営場
ちなみに台北にもキャンプ場があります。それが『華中露営場』というキャンプ場です。
が、先述してます通り、台湾の平地は暑い場合も多いのでご注意ください。
こちらは台北駅からバスで『華中河浜公園』を下車し、徒歩4分程度と立地よし。車がなくてもいけますね。
こちらのキャンプ場もシャワー、トイレ完備。テント利用の場合はオートキャンプサイトへ。
グーグルの口コミがめちゃくちゃあるので参考にしてください。(結構評価いい!)
暑い時期を外していくにはいいかもしれません。
グーグルマップで『Huazhong Bridge, Wanhua District, Taipei City, 台湾 108』をコピペして検索してみてください。
『華中露営場』周辺観光
台北市内のキャンプ場なので、キャンプ場からかなり気軽に周辺観光地へ出かけられます。
バス利用もよし、レンタサイクルもよし、『華中露営場』は存分に観光も楽しめる立地ですね。
まとめ・台湾キャンプで特別な思い出を作ってみては?
海外のキャンプ事情って、知れば知るほど日本との違いもあって、おもしろいですよね。
台湾という国は日本からも大変行きやすく、また漢字で表記された街並みは観光もしやすい国です。
そんな台湾で、観光ついでにキャンプもして、普段とは一味も二味も違うキャンプをしてみてはいかがでしょうか?
車さえあれば、気軽に行けると思います。
コグマ家はまた近いうちに再訪の予定です。また違うキャンプ場に泊まった際はご紹介しようと思います!