こんにちは!オーストラリアでキャンプ旅中のコグマ夫婦です。
今回は、この旅で一番のメイン『ウルル(エアーズロック)』に行ってまいりました!
もちろん滞在は近くの『エアーズロックキャンプ場』。
個人的には、ウルルでキャンプできたことは、めちゃめちゃいい思い出になりました!
が、砂漠地帯なだけあって、事前の準備等は怠りなくする必要がありますね。
今回は、本格的な砂漠地帯であるウルル(エアーズロック)でのキャンプがどんなものであったか、まとめたいと思います。
関連記事>>>【オーストラリアキャンプ】オーストラリアのキャンプ事情まとめました - コグマ夫婦のキャンプ雑記
- 『エアーズロックキャンプ場』ってどこ?
- 『エアーズロックキャンプ場』は格安
- 『エアーズロックキャンプ場』のスペック
- 『ウルル(エアーズロック)』へのアクセス
- ハエよけネットは買っておけ
- まとめ・ウルル(エアーズロック)でキャンプはコスパ良し!下準備をしていこう!
『エアーズロックキャンプ場』ってどこ?
今回『ウルル(エアーズロック)』の観光にあたって、私たちは『エアーズロックキャンプ場』に泊まりました。
まずはそんなエアーズロックキャンプ場がどこにあるのか?を確認しましょう。

エアーズロックキャンプ場が、ウルル(エアーズロック)から程近い場所に位置しているのがわかりますでしょうか?
また、もう少し地図を拡大すると、エアーズロックキャンプ場は、『ユララ』という、ウルル(エアーズロック)観光にあたっての拠点の街に位置しているのがわかります。

ちなみにウルル(エアーズロック)の観光に一番近い街はこの『ユララ』なので、観光の際は『ユララ』に滞在する必要があります。
そんなユララにある『エアーズロックキャンプ場』。
エアーズロックキャンプ場から、ウルル(エアーズロック)の麓まで行こうとすると、車で30分!
観光拠点としてはとてもいい位置にキャンプ場はあります。
※基本は車がないと、ウルル(エアーズロック)観光は難しいです。レンタカーか、ツアー参加を検討しましょう。
『エアーズロックキャンプ場』は格安
また、ウルル(エアーズロック)観光の際に、キャンプ場に滞在する大きなメリットとして、宿泊費が格安な点が挙げられます。
ウルル(エアーズロック)観光にあたっては、日帰りは厳しいので、必ずユララ内に滞在することになります。
そんなユララの滞在方法のなかでも一番格安なのが『エアーズロックキャンプ場』でのテント泊なのです。
コグマ家が泊まったのは2019年11月でしたが、大人2人で一泊25オーストラリアドルでした。安すぎる!笑
オーストラリア最大の観光地で、この値段はありがたすぎるな‥!
ウルル(エアーズロック)観光については、少なくとも二泊三日は必要かな〜という中で、宿泊費は旅行計画を立てる上で大事な要素ですよね。
エアーズロックキャンプ場でキャンプをすれば、財布にも優しい。
キャンプの場合、現地の荷物や天気を考慮する手間があるのですが、費用を節約したい旅の場合、キャンプはおすすめです。
『エアーズロックキャンプ場』のスペック

さて、そんな『エアーズロックキャンプ場』ですが、さすが観光地なだけあって設備もかなり充実してます。
- トイレあり
- シャワーあり
- 共有の冷蔵庫・冷凍庫あり
- 共有のキッチン施設あり
- ランドリーあり
- プールあり
- 近くにスーパー施設あり
- 近くにレストランとかもある
と、日本のキャンプ場に比べたらかなり充実した施設です。
ですが、オーストラリアの夏にこのキャンプ場を利用する場合、日中は相当な暑さになるという点に注意です。
(実際に夏にキャンプしてきたコグマ家の体験談は、後半にまとめています)
ちなみに、シャワー施設にはドライヤーがありません。
しかし、コンセントはありますので、もし必要であればドライヤーは自分で持参しましょう。
ほんとに砂漠!砂地キャンプ

加えてご紹介しなければならないのは、『エアーズロックキャンプ場』はまさに砂漠地帯に位置しているということですね。
設備は充実していますが、砂漠地帯を舐めていると痛い目を見ますw
- 砂漠ということでキャンプ場は砂地
- 極端な気候に注意
- ハエがたくさんいる
日本ですでにキャンプに慣れていたコグマ家はなんとかなりましたが、個人的には初心者の方がいきなりウルル(エアーズロック)でキャンプをしようとすると大変かな〜と思います。
キャンプ場が砂地なので、暑いから!とか言ってテントを網戸状態のメッシュにしてしまうと砂がガンガン入ってきます w
また、コグマ家がウルル(エアーズロック)に行ったのは11月でしたが、キャンプ場含め日中の温度は40度近くでした。
ウルルでのハイキングコースも、暑さのために危険と判断され、11時時点で閉鎖される状態でした。
もちろんこんな気温では、暑すぎてテントに篭っていられるはずもなく、日中はずっとキャンプ場併設のプールにいましたね。
もはや、こんな気温では夏場のウルル(エアーズロック)は日中、プール以外することがない(どーん)。
※ちなみに、砂漠なだけあって、夜は比較的涼しくなります。
さらには、ウルル(エアーズロック)周辺はハエが多いです。
ウルル=カタジュタ国立公園内に比べれば、キャンプ場のハエは少ない方ですが、そうは言ってもキャンプ場のキッチンエリアではハエの数がとても気になりました笑
キャンプ場でご飯を食べながら、5、6匹のハエがたかるのはもう諦めてください。もうしょうがない。笑
こうなってくると、暑いのが苦手な方や、虫が苦手な方がウルルでキャンプをする場合、覚悟をして行った方がいいかもしれませんね〜。
キャンプ場設備はきれい・充実
キャンプ場の設備に関しては以下の通りですが、すべてがきれい!です。さすがウルル。
- トイレ
- シャワー
- 共有の冷蔵庫・冷凍庫
- 共有のキッチン施設
- ランドリー
- プール
- 近くにスーパー施設
- 近くにレストランも
なので、トイレって汚いの?シャワー大丈夫?という心配は不要です!めちゃくちゃきれいです!
キッチンもランドリーもプールも全部きれいなので、コグマ家の場合、日中の暑さとキッチンスペースのハエと敷地が砂なのを除けば、他にストレス要因はありませんでした。
エアーズロックキャンプ場があるユララの街自体が、比較的新しいんですよね。
キャンプ場を出れば、さらにきれいで便利なユララの街が迎えてくれます。その点はご安心を。
ランドリー用に紐・洗濯バサミがあると便利!
ちなみに、ランドリーを使用した後干すのに、紐と洗濯バサミがあると便利です。
紐があれば、テント近くの木に干せますし、風の強い天気でも洗濯バサミがあれば安心です。

基本乾燥してるので、すぐ乾きます。
キャンプ場キッチン施設について
エアーズロックキャンプ場には、キッチン施設がある旨お伝えしてますが、実際にどんなクオリティなのか、より詳細にまとめます。
- シンクあり
- バーベキューコンロあり
- ガス・電気コンロはなし
- ケトルあり
- 冷蔵庫・冷凍庫あり
- テーブルベンチあり
かなりきれいに整備されており、充実の設備です。
一点注意が必要なのは、ガス・電気コンロがない点です。
バーベキューコンロは使いづらく火力が弱かったので、自炊を検討の方は自前のバーナーを持参して、ガス缶を現地調達するのをオススメします。
また、共有の冷凍庫があるので、コグマ家は飲み終わったペットボトルに水を入れて凍らせて持ち歩くことで、ウルル(エアーズロック)での真夏のアクティビティ中はかなり快適に過ごせました。
ハエは、キッチン施設で食事中やはり5、6匹は寄ってきますので覚悟しておいてください w
スーパーありで便利!近隣施設について
さて、キャンプ場の近くにスーパーもある旨ご紹介してますが、近隣施設についてもう少し詳しく。
エアーズロックキャンプ場はユララという街にあります。
ユララは一般的に、ウルル=カタジュタ国立公園を観光するための拠点とされます。(ユララはウルル自体から30分の位置)
比較的新しい街で、一通りの施設はあります。
- スーパー
- お土産屋さん
- 各種おしゃれレストラン
- ガソリンスタンド
- ツアー会社
- レンタカー会社
- 郵便局 等々
※移動はレンタカーか、シャトルバス利用がベター。
もちろん物価等の話をすると、ユララはすべて観光地価格なので、事前に準備をしてくるに越したことありません。
しかし、一通りの施設はあり、砂漠のど真ん中であるウルルの地で万一のことがあってもなんとかなる環境ではありますのでご安心ください。
夏場に行く場合は要注意!
もし、オーストラリアの夏場にウルル=カタジュタ国立公園に行くにあたっては準備が必須です。
ウルル観光に関しては、間近に一枚岩を見れる各種トレイルコースを巡るのがオススメですが、日中の温度が36度を超えると午前11時時点で閉鎖されるコースも多いです。(コグマ家が行った初夏11月時点で閉鎖されてましたw)
なので、基本は朝一からウルル観光に動き出すのがベスト。
朝一から動こうとすると、前日はユララ内で宿泊するのが妥当。計画の際は宿泊数に注意してください。
また、日中はめちゃくちゃ暑いです。
キャンプ場にテントで宿泊する場合は、暑さが本格的になる11時以降、まじですることがありません。笑
暑すぎてテントの中で昼寝もできないし、かといって、ウルルでアクティビティをするにも暑すぎる。笑
午後いっぱいは、ユララ内のクーラーの効いてる施設に避難したり、キャンプ場併設のプールに避難したり。
つまり、ウルルの夏場は午後の時間を潰すのが大変。笑
それは覚悟して行ったほうがいいですね。
キャンプ場冷凍庫の活用
エアーズロックキャンプ場には宿泊者で共有の冷蔵庫・冷凍庫があります。
※宿泊者で共有なので、もちろん盗まれて困るものは入れてはだめですよ!
この冷凍庫を活用できると、暑い時期には大変便利。
例えば飲み終わったペットボトルに水を入れて凍らせれば、暑い夏のウルル(エアーズロック)を観光するには大活躍です。
ぜひうまく活用しましょう。
気になる電波状況
あとは気になる電波状況ですが、エアーズロックキャンプ場含むユララの街全体で、電波がキチンと入ります!
便利〜!
コグマ家は2種類のSIMを活用してましたが、両社問題ありませんでした。
なので、大方のキャリアで問題なく繋がるかと思われます。ご安心を!
車がない場合『足』の確保を
あとはですね、ウルル(エアーズロック)観光にあたり車の確保は必須です。
宿泊地ユララから、ウルル=カタジュタ国立公園内のウルル(エアーズロック)に行くには車で30分かかります。
さらに、ウルル(エアーズロック)の奥の『カタジュタ』を観に行こうとするとユララの街から車で1時間はかかります。
レンタカーなり、ツアー参加なりで足を確保しましょう。
ちなみに、オーストラリアは日本と同じく左側通行右ハンドルです。
もしキャンプをする予定であれば、レンタカーがあった方が楽かと思いますね。
『ウルル(エアーズロック)』へのアクセス
最後に、ウルル(エアーズロック)及びユララまでのアクセスをまとめます。
基本はウルル(エアーズロック)の空港まで飛行機で飛ぶのが一般的です。
オーストラリアの内陸部は砂漠化が進んでおり、大都市は大陸の沿岸に沿って点在しています。
そんな中ウルル(エアーズロック)があるのはオーストラリア大陸のほぼ中心。
どんな近場の都市から行こうとしても、車だと二泊三日はかかる距離です(オーストラリアでかすぎ問題)。
旅程に余裕のあったコグマ家は、車でウルル(エアーズロック)まで行きましたが、まぁ〜〜〜ハードですw1日800キロ移動とかしてましたね。
一方、飛行機ならオーストラリアのどこの都市からでも数時間でウルル(エアーズロック)へ行けます!
ケアンズ・メルボルン・ゴールドコースト等々多くの都市から飛行機が出ています。
日本からの直行便はないので悪しからず。
また、ウルル(エアーズロック)の空港から、宿泊地ユララの街まではシャトルバスが出ています。足がない場合はシャトルバスを利用しましょう。
もちろん空港ではレンタカーの取り扱いもあるので、現地でレンタカーを手配しておくのもいいですね。
正直、めちゃくちゃアクセスの悪いウルル(エアーズロック)ですが笑、それでもしかし、一生に一度はあの圧巻の姿を見ておく価値はあります。
ハエよけネットは買っておけ
あと、蛇足ですが、『ハエよけネット』はめちゃくちゃ便利でした!
エアーズロックキャンプ場やユララの街自体にはそんなにいないのですが、ウルル=カタジュタ国立公園内はたくさんハエがいました!(多い時は頭に十数匹たかる始末‥)
水分を求めて、顔に集まってくる‥!
ハエって汚いので、目なんかにとまっちゃうと腫れたりしてしまう可能性があります。
手で追い払っても、頭の周りをぐるぐる。ストレスがすごいです。
そんな時大活躍なのが、頭から被れる『ハエよけネット』です。
この『ハエよけネット』があれば、ハエがたかろうとも、直接顔に触れてくるのを防げます。
ハエはどうしても衛生的に良くないので、ウルル(エアーズロック)観光に行く場合は『ハエよけネット』をぜひ持参しましょう。
まとめ・ウルル(エアーズロック)でキャンプはコスパ良し!下準備をしていこう!
さて、ここまでコグマ家の経験をもとに、ウルル(エアーズロック)でのキャンプについてまとめました。
エアーズロックキャンプ場でのキャンプは、格安で滞在できるし設備も整っているので、費用を抑えたい方にはおすすめです。
しかし、砂漠地帯でのキャンプということで、先述した通りハエがいたり、夏場は本当に暑かったり、過酷な面もあります。
普段から日本でキャンプをするような慣れた人は、エアーズロックキャンプ場も選択肢として十分アリかなと。
が、普段からキャンプをしない人がエアーズロックキャンプ場でいきなりキャンプをする場合は、下準備と覚悟を持って、行くようにしてください。笑
良い旅を!