こんにちは!アメリカで3ヶ月キャンプ旅をしてきましたコグマ家です。
コグマ家は、道中天候やキャンプ場の空き状況によっては、キャンプだけでなく、モーテルや車中泊もして参りました。
アメリカや海外で長期滞在をするにあたっては、『どこに滞在しよう?』というのはみなさんご検討になるかと思います。
今回はアメリカでの滞在方法としてよく挙げられる、『モーテル・キャンプ・車中泊』についてそれぞれメリット・デメリットをまとめました。
できれば時と場合によって、『モーテル・キャンプ・車中泊』を使いこなせるようになると、よりリーズナブルで、選択肢の多い旅を実現できます。
以下でコグマ家の経験をもとに、詳しく解説します。これから旅立つ旅人のお役に立てば幸いです。
関連記事>>>【アメリカ国立公園ランキング】観光におすすめの国立公園を9つご紹介します - コグマ夫婦のキャンプ雑記
ど定番!アメリカでモーテルに泊まる

まずはど定番!アメリカでのモーテル利用についてまとめます。
アメリカに滞在するにあたって、その期間の長短に関わらず、『モーテル』というのは一般的にホテルよりもリーズナブルです。
故にアメリカでの長期滞在にて、一番多くの方が利用するであろう滞在先がモーテルになりますね。
そんなモーテルのメリット・デメリットをまとめます。
モーテルの価格帯はお手軽!50〜100ドル
まずはモーテル利用の気になる価格帯。
コグマ家の利用経験から言うと、一部屋一泊50〜100ドルが相場です。日本でいうところのビジネスホテル感覚。
都心部になると100ドル超えてくるモーテルもありますが、それでも同地区ホテルよりもリーズナブルで、かなり気軽に泊まれます。
ちなみにモーテルの料金は一部屋での料金なので、1人でも2人でも料金が変わらない場合が多いです。
アメリカで長期滞在する際モーテルを利用すれば、ホテルよりリーズナブルに宿泊費を済ますことができます。
モーテルなら個室で安心、設備も最低限アリ
ホテルよりもランクが落ちるとはいえ、ベッドに加え、専用のシャワー・トイレが部屋に付属のモーテルがほとんど。
最低限の設備としては十分です。
エアコンもついていたので夏も安心でした。
一方ドライヤー・テレビ・湯沸かしポット・ランドリー・冷蔵庫等はモーテルによってアリ・ナシ様々でした。
設備にこだわりがある場合、予約の際に確認して選ぶ必要がありますね。
そうは言っても、多くにこだわらず寝るだけであれば、モーテルはプライバシーもしっかり確保して休息できるので、多くの方にとって十分だと思われます。
もちろんホテルの方が価格帯が高い分、広くてきれい、設備も充実ですけどね。
モーテルとホテルの違い・モーテルは郊外にも多くあって便利
さて、モーテルとホテルの違いについてもご紹介しておきます。
モーテルとホテルとで、価格帯に比例して宿泊施設の質に差があり、ここが大きいかと思います。当たり前なんですけどね。
また、モーテルは日本のビジネスホテルのように、基本はコンパクトな部屋にベッドがドーン!と置いてあるだけです。
さらに、価格帯が安い分だけ、当たりハズレの振れ幅が大きいのもモーテル。
築年数が古かったり、シャワーの温度調整・水圧が微妙だったり。
一方、きれいなプールなんかも付いていて、ホテルじゃないのにお得だった!と言いたくなるような立派なモーテルも多くあります。
モーテルの当たりハズレに関しては、予約時に口コミ等を確認することで、ある程度想定ができます。
自分がどこまで許容できるかを、必ず口コミに目を通して確認するようにしましょう。(利用法については後ほどまとめています。)
また、モーテルはホテルと違い、車で行く必要があるような郊外にも多くあります。その点は、モーテルの大変便利な点です。
モーテルのデメリット・治安の悪い地域に注意
モーテルは、実は治安の悪い地域にもたくさんあります。
事前に宿泊予定の地の治安を調べられるとベストですね。
(マイナーな地域はそもそも治安の情報が少ないのもあるので、我々外国人が治安を事前に把握するのは難しい場合もありますが‥。)
調べてみて、情報があるのであれば、なるべく治安の悪い地域のモーテルは避けるようにしましょう。
コグマ家の経験談を1つ。
その日は車で長距離移動をして疲れ果て、その場で少し先の街のモーテルを予約しました。
なんの知識もなくその街に行ってみると、街中はゴミが散乱しており、道端の浮浪者も多い。モーテルの駐車場も汚く、モーテル廊下ではタバコやマリファナ(合法です w)を吸いながら座り込んで宿泊者がだべっている。日本ではなかなか経験しない居心地の悪さで。笑
あとから友人に聞いてみるとめちゃくちゃ治安の悪い地域だったようで。
部屋に入っちゃえば問題ないですが、車の荷物が盗難されたりしないか気が気じゃありませんでした。
モーテルの場所の治安が悪い場合、軽犯罪に巻き込まれるリスクも高まりますし、精神的にも落ち着かないのでおすすめしません。
ホテルやキャンプ場は治安がいいケースが多いですが、モーテル利用の場合は注意です。
治安の情報については、単純にネットで調べるか、あるいは宿泊予約サイトの口コミを参考にするのも一案です。
モーテルの予約の仕方・『booking.com』が便利!
メリット・デメリットとあるモーテルですが、うまく使えばリーズナブルですし、宿としては十分な機能を持ちますのでアメリカに長期滞在する場合は、大変便利です。
予約については、一番わかりやすいのが『booking.com』の利用だと思います。(現在便利なアプリもあります。)
地名・宿泊希望日・人数を入力すると、その地域の宿泊施設を検索できます。
検索時、『モーテル』で指定したり、安い順に並び替えて検索することで、リーズナブルな旅を実現できます。
また、地図上に一覧表示して宿を選ぶこともできるので、目的地近くでモーテルを探す際にも便利です。あるいは、治安の悪い地域を避けるにも便利。
『booking.com』は世界中で使われる予約サイトなので、口コミが多く揃っているのも安心です。なかでも、日本人の口コミを見ておくと、信頼もできますしかなり安心ですよね。
掲載の宿もかなり数が多いので、当日の予約でも選ぶ余地が十分にあり、これは大手『booking.com』の強みだと思います。
そして何より『booking.com』掲載の宿の宿泊費安さも売りです。提携宿の多さがなせる技ですね。
『booking.com』、モーテル利用の場合はぜひ利用してみてください。
アメリカのキャンプ場に滞在する!

モーテル利用のほかに、コグマ家が提案したいアメリカでの滞在先の1つ、『キャンプ場』。
日本で普段からキャンプをする方の場合、アメリカでの滞在先として『キャンプ場』というのは意外とアリの選択肢だと思います。
キャンプ場利用であれば、モーテルより安く、アメリカ特有の大自然も体感できるので、『キャンプ場』を利用するのはコグマ家としては一石二鳥の滞在方法でした。
以下で解説していきます。
キャンプ場利用はモーテルより安い!15〜50ドル
キャンプ場利用はモーテルより安い一泊15〜50ドルが相場です。これは嬉しい!笑
こちらも1人の料金ではなく、1テントあるいは1区画の料金である場合がほとんどです。複数人だとよりお得です。
キャンプができる人は、モーテル利用の他に『アメリカでキャンプする』という選択肢を持っておくと、もっとリーズナブルに旅ができます。そして楽しいです。
キャンプ場は治安がいい
加えてキャンプ場のメリットとして、キャンプ場は治安がいいという点を挙げておきます。
アメリカの場合、キャンプ場に行くには車が必要な場合がほとんどです。自然の中ともなると街の中心部からある程度離れているケースがほとんどなので。
そうなると、車を持てない低所得者達はキャンプ場まで来れません。故に浮浪者等はいません。
そういう意味では、変に見知らぬ土地でモーテルを取るより、キャンプ場の方が治安が良かったりします。
また、アメリカではキャンプ等アウトドアが盛んです。春〜秋にかけてはキャンプ場も大変賑わうので、それもまた治安の良さにつながると思われます。
キャンプ場なら絶対に安心!というわけではないですが、下手なモーテルより治安が良かったのは事実です。
モーテルの治安に不安がある場合に、キャンプを検討するのも治安の悪い場所を避ける手段になり得ると思います。
キャンプ場利用のデメリット・キャンプはいろいろ制約もある
ただ、想像に難くないですが、キャンプとなると天気に左右されたり、場所が限定される等制約もあります。
当日キャンプ場に行ってみたら『空きなし!』なんてこともあるかもしれません。
リーズナブルな旅を実現するのにキャンプは選択肢ですが、キャンプができない日があることも念頭に置いておく必要があります。
また、キャンプをしようとすると旅の荷物も増えますね笑。
そう考えると、全てをキャンプに頼るのではなく、時と場合によってモーテルと使い分けて行くのがベストです。
キャンプ場の利用の仕方
アメリカのキャンプ場については、日本とは違う点も多々あります。
アメリカでのキャンプの魅力も含めて、事前に知っておいてほしい情報を、アメリカで3ヶ月キャンプ旅をしてきたコグマ家の経験をもとに『【アメリカキャンプ】アメリカのキャンプ事情まとめました - コグマ夫婦のキャンプ雑記』の記事でまとめていますので、ぜひ読んでみてください。
アメリカで車中泊する!
さて、モーテル・キャンプのほかに、よく見かけるアメリカでの滞在方法として『車中泊』という選択肢がありますよね。
コグマ家も2、3度アメリカで車中泊を経験しました。
果たしてアメリカで車中泊ってどうなの?というところをまとめたいと思います。
アメリカで車中泊は、できないこともない
アメリカでの車中泊の場所として、よくネットやブログで見かけるのが、
- 24時間営業のお店の駐車場
- 国立公園駐車場
- ガソリンスタンド
- トラックストップ
- 道路沿いの『レストエリア』
ですかね。
しかし、どこも公に『車中泊OK!』と謳っている場所ではない点に注意です。
むしろ『NO OVERNIGHT PARKING』の文字もよく見かけたりしました(一晩中の駐車禁止)。
上記駐車場にて許されるのは仮眠程度と思っておいた方がいいかと個人的には思います。(様々な経験談がありますが)
車中泊をしてて、見回りの警官や店員に不審に思われて追い出されても文句は言えないなーと思いながら、コグマ家は車中泊してました。
(アメリカは結構警官の見回りがあるという話も聞きます。安心でもありますが、不審だと声をかけられます。笑)
なので、車中泊については仮眠の体ならできないこともないかな、くらいのつもりでいるのがベストかなと個人的には思います。
もちろん寝ているドライバーは各所で見かけますがね!
ちなみに、トラックストップやガソリンスタンド、レストエリアは各所休息スペースではありますが、車中泊については禁止の表示がある場所も見かけました。
あとは車中泊の際には治安も注意です。
あまり人気のない場所や、暗い場所で車中泊をすると、室内にいる場合よりも犯罪に巻き込まれる可能性は上がりますよね。
結局、車中泊については公にここならOK!としてる場所はなくて、さらに治安も注意すべきで、つまりは自己責任ということになるかと思います。
シャワーやトイレの利用はトラックストップでできる
車中泊をする際に問題となるシャワーやトイレをどうするか問題。
この問題を解決する『トラックストップ』という施設がアメリカにはあります。
『トラックストップ』とは、トイレはもちろん、シャワーやランドリー施設がついた長距離トラックの運転手さん向けの大きなガソリンスタンドになります。
多くのドライバーが『トラックストップ』で休息しています。
もちろん『トラックストップ』は宿泊施設ではありませんが、シャワーも浴びれて、トイレもあるので、コグマ家はお風呂に入れない日に活用したりしましたね。
日本には馴染みのない施設ですが、車中泊やキャンプの際に便利です。
詳しい利用法は『【アメリカキャンプ旅】トラックストップとは?便利なシャワー施設を攻略せよ - コグマ夫婦のキャンプ雑記』の記事にまとめているので参考にしてみてください。
アメリカで車中泊してみてどうだった?
アメリカで実際に車中泊をしてみて、コグマ家としてはどうだったか、感想をまとめます。
旅をしていると、どうしても車中泊に頼らざるを得ないケースもありますよね。
予算の関係や、宿が取れなかった場合等々。
コグマ家も車中泊を何回かしましたが、個人的にはあまりオススメはしません w
コグマ家は車内に2人だったせいもあるのですが、まぁ狭くて疲れが取れない。笑
移動中はクーラーボックス等含めて、車に荷物が結構載っていたので、その中で大の大人2人が寝るのは結構ツライ。笑
さらに季節によりますが、暑いとか寒いとか車中泊中の気温の問題があります。
特に暑いのは大変で、窓を開けっ放しにするわけにも行かず、エアコンを入れっぱなしにしなきゃいけない等面倒でした。笑
あとは、車中泊しながらどうしても治安が気になってしまいました。
外国人の我々は、アメリカの夜の治安について、街の様子を見ただけでは、なかなか十分には理解はできません。
そんな状況で車中泊をすると、やはりモーテルやキャンプ場に比べて、精神的に良くないですね。
『寝づらい・温度調節が面倒・治安が気になる』という以上のような点から、コグマ嫁が車中泊ではあまり疲れが取れ切れないという結果になりました。
お金はかからないとは言え、疲れが取れなくては意味がないので、結局コグマ家としては車中泊はあまり採用しませんでした。
もちろん人それぞれ、許容度や好みに差があると思いますので、車中泊については自己責任で検討してみてください。
結局モーテル×キャンプが最強にコスパがいい
アメリカ三カ月で、モーテル・キャンプ・車中泊と全て試してみた身として、アメリカ長期滞在には何がベストか。
一番コスパが良く、しっかり休みつつ楽しめるという意味では『モーテル×キャンプ』がコグマ家の中では最強だという結論になりました。
ホテルより安くあげたければモーテルを利用しましょう。
モーテルよりさらに安くあげたければキャンプの利用を検討してみましょう。
ただ、キャンプ未経験者がアメリカでいきなりキャンプをするのは危険だと思いますので、ぜひ日本で知識をつけてからにしてくださいね!笑
ご質問等あれば気軽に聞いてください( ˆoˆ )/
みなさまの旅のお役に立てば幸いです。
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